９歳のシャーロット王女 王室の「ファッションリーダー」としての存在感増す＝英紙報道

クリスマスのファッションが注目されたシャーロット王女（ロイター）

王室一のアイドル・シャーロット王女の今年のクリスマスのファッションが、注目を集めている。英紙デーリー・メールが先日に報じた。

同紙は「クリスマスの日に、いつもスタイリッシュなキャサリン皇太子妃から注目を奪えるのは、彼女の娘シャーロット王女だけだ」と断言した上で「この魅力的な若い王族の女性はすでに英国民を魅了しており、年齢を重ねるにつれてファッションのファンも増えている」と報じている。

まだ９歳のシャーロット王女は２０１６年にウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃、兄のジョージ王子、ミドルトン一家とともにバークシャー州イングルフィールドのセント・マーク教会でクリスマスデビューを果たした。ネイビーのダブルブレストウールコートにｍ＆ｈのバーガンディ色のカーディガン、花柄のスモックドレス、リブ編みのタイツ、メリージェーンシューズを合わせ、完璧なコーディネートを披露した。

再びクリスマスで公の場に出たのは３年後の１９年、サンドリンガムの聖マグダラのマリア教会で、キャサリン皇太子妃の服装に合わせてアマイアのボトルグリーンのコートをコーディネートした。クラシックなダブルブレストのデザインはＡラインのシルエットで、母親の帽子、バッグ、靴と同じ色で、印象的な効果を生み出していた。

２２年のクリスマス礼拝では襟、ポケット、ボタンに同系色のベルベットのトリムが施されたバーガンディ色のトロッターズのコートを披露し、一気に人気者になった。王女は翌年にウェストミンスター寺院で行われたクリスマスキャロル礼拝でもこのコートを再び着用し、レイチェル・ライリーのパテントレザーの靴をパポエリの似たものに履き替えている。

昨年のクリスマスも伝統的なスタイルにこだわり、オリーブグリーンのフリキのコートに愛用のパポエリの靴を合わせて教会に現れた。コートは１００％ウールでスペインで手作りされたもので、ベルベットで縁取られた襟が付いている。

今年のクリスマスは特徴的なヘアスタイルと同時に、シャーロット王女はどんなファッションで登場するのか。英国中が注目している。