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北朝鮮が入隊年齢制限を23歳から25歳に引き上げ 母親はロシア派遣を危惧「全力で阻止」

東スポWEB / 2024年12月25日 18時34分

プーチン大統領と金正恩氏(ロイター)

北朝鮮軍が入隊年齢制限を23歳から25歳に引き上げたことで、住民たちは「息子たちがウクライナと戦うためにロシアに送られることになるのではないか」と恐れているという。米国議会から資金提供を受けているメディア「ラジオ・フリー・アジア」が24日、報じた。

北朝鮮では、現在、男性は高校卒業後、18歳前後から軍隊に10年間従軍することが義務付けられている。

23歳から25歳への引き上げという新しい規則は、ほとんどの国民の義務的な兵役には影響を及ぼさないが、病気や身長不足などの理由で兵役を免除されている人々が、制限年齢まで兵役を延期することがより困難になるだろう。

免除対象となった若者は、制限年齢に達するまでは、状況が変われば1回だけ徴兵される可能性がある。病気から回復したり、身長が145センチまで伸びたり、大学を卒業したりすれば、徴兵される可能性がある。

若者の一部は、役人に賄賂を渡して自分たちを不適格と分類させることで、兵役を逃れているという。しかし、徴兵年齢は25歳までとなったので、さらに2年間、賄賂を渡し続けるなど、徴兵を回避する方法を見つけなければならないことになる。

ある住民は「親たちは、たとえ家や財産を全て売ることになっても、子供たちが軍隊に入隊するのを阻止するためには全力を尽くすつもりです。子供たちがロシアに送られるのではないかと恐れています」と語った。

また、別の住民は「入隊年齢の引き上げに多くの人が不安を抱いています。年齢が引き上げられることで、健康や身長の理由で免除されていた人たちが入隊を余儀なくされる可能性が高くなります。子供を軍隊に送ると、ロシアに送られ、生きて帰ってこないのではないかという大きな恐怖があります。国を守る義務は理解していますが、ウクライナとの戦争は国防の範囲外です」と話している。

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