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林家正蔵 創立100年を迎えた落語協会に自信「どんなことがあっても多分対処できていく」

東スポWEB / 2024年12月26日 12時19分

後列左から柳家喬太郎、林家正蔵、橘家圓太郎、林家彦いち。手前は柳家さん喬

落語家の林家正蔵(62)らが都内で26日、「落語協会百年興行会見」に出席。これからの落語界についてアツく語った。

今年2月に100年の節目を迎えた社団法人落語協会。翌3月から開催してきた特別興行は、来年2月下席(21~28日)の「誰が出るか分からないシークレット公演」(実行委員の柳家喬太郎)でフィナーレを迎える。

実行委員長の正蔵は登壇するなり、司会の春風亭一之輔に「司会、暗い、ちょっと、トーンが」とツッコミ。「いろいろみんなで相談しつつも、こんな企画ができるな、あんな企画ができるなと。『落語家は個人商売だからまとまらないぞ』という声も聞いておりましたが、いやいや本当に手弁当でもって皆さん動いて下さってます。〝あぁ、落語協会はすごいな〟と思っております」と、人一倍明るくあいさつした。

大役を引き受け、今後の手応えを感じたそう。その期待と安心感を明かした。

「100年を振り返って、疫病があったり…いろんなことを100年前の噺家さんたちも同じような悩みでどう寄席を動かし、どう落語をやっていくかっていう、そのたびそのたびにどう先人たちは生きてきたんだろうっていうことを振り返って学んでいたので、これからの落語協会、100年過ぎて101年目になりますが、とても、どんなことがあっても多分対処できていくんだろうなぁ」

今の落語協会の興行についても「充実している興行が打てているのではないかなって、そんな自信といいますかね、なんか誇りみたいなものが、協会の皆さんにも芽生えているんではないかなって思ってます」と胸を張る。隣席で記者の質問に答える柳家喬太郎をアツいまなざしで見守ったり、会見後も顔なじみの演芸担当記者たちの席へ出向きあいさつするなど、その言動からは〝落語愛〟が溢れていた。

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