アゼルバイジャン航空機墜落事故はロシアの仕業か 専門家「バードストライクありえない」
東スポWEB / 2024年12月27日 6時9分
アゼルバイジャン航空機墜落事故は「ロシアの防空軍が原因」と航空専門家が主張した。英紙デーリー・スターが26日、報じた。
当初、事故はバードストライク(エンジンに鳥が衝突すること)に遭ったという説が有力だったが、専門家らは対空砲火だった可能性があると指摘している。
カザフスタンで墜落したアゼルバイジャン航空機はロシアの防空フェンスに衝突して墜落したとウクライナ当局らが主張している。アゼルバイジャンのバクー発のこの航空機は墜落し、38人が死亡した。原因については多くの疑問が残る。奇跡的に、搭乗していた67人のうち29人(重傷者11人)は生き残ったが、事故の原因が鳥との衝突だったとする当初の見立ては今や疑問視されている。
複数の情報源や個人が同様の主張をしており、スウェーデンの元首相カール・ビルト氏は「アゼルバイジャン航空の航空機が銃弾の破片に当たった可能性が高い」と述べた。
これは、「鳥に衝突されたことはほぼあり得ない」と述べたカザフスタンの航空専門家セリク・ムフティバエフ氏の言葉と類似している。
オスプレイ・フライト・ソリューションズの最高情報責任者マット・ボリー氏は米紙ウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、「残骸のビデオとロシア南西部の空域の安全保障環境の状況から、この機体が何らかの対空砲火を受けた可能性があることが示唆される」と語った。
また、ウクライナ国家安全保障防衛会議のアンドリー・コバレンコ氏は、「飛行中に機体の胴体に開いた穴は鳥によるものではない。地対空ミサイルが機体に損傷を与え、システムを機能停止させた」と述べている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“ロシア軍地対空ミサイルの誤射”か カザフスタンで旅客機墜落38人死亡 機体には複数の小さな穴 「防空システム」によってできた可能性が
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月27日 18時6分
-
【解説】アゼルバイジャン航空機墜落、これまでに判明している情報
AFPBB News / 2024年12月27日 17時51分
-
カザフの旅客機墜落、ロシア防空システムの関与示す兆候=米当局者
ロイター / 2024年12月27日 3時23分
-
ロシア軍ミサイルが原因と報道 カザフ墜落、死者38人
共同通信 / 2024年12月26日 23時8分
-
カザフで航空機墜落、38人死亡…ロシアの軍事専門家「対空兵器による撃墜」との見方
読売新聞 / 2024年12月26日 11時27分
ランキング
-
1石破首相、予算案否決なら「解散あり得る」=不信任可決でも、野党けん制―内外情勢調査会で講演
時事通信 / 2024年12月27日 19時51分
-
2川崎重工、裏金17億円捻出=海自隊員に飲食や私物提供―40年前から・防衛省
時事通信 / 2024年12月27日 21時22分
-
3【訃報】スズキ相談役 鈴木 修 氏(94) 死去 軽自動車業界をけん引 政財界にも多大な影響力
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年12月27日 16時16分
-
4三菱UFJ銀行のネットバンク、一部で障害続く 法人向けは復旧
毎日新聞 / 2024年12月27日 17時43分
-
5イランや南アなど4か国が万博撤退、アフリカの島国カボベルデは参加決める
読売新聞 / 2024年12月27日 14時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください