【フィギュア】「高難度ジャンプ」か「演技全体の完成度」か ロシアメディアも女子の今後に注目
東スポWEB / 2024年12月27日 18時24分
フィギュアスケート女子でペアでも活躍したカタリナ・ゲルボルト氏(ロシア)が、高難度ジャンプが多数見受けられたロシア選手権を振り返った。
全日本選手権と同時期に開催されたロシア選手権では17歳のアデリア・ペトロシャンが2連覇を達成した。国際スケート連盟(ISU)非公認ながらも、世界歴代2位相当の合計262・92点を記録。さらにフリーではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、2本の4回転トーループに成功。銀メダルのダリア・サドコワ(16)も4回転トーループを2本決めるなど、改めてレベルの高さを示した。
ロシアメディア「sports.ru」によると、ゲルボルト氏は「若い女の子たちは明らかにレベルの高いジャンプができる。テクニックもすばらしい」と太鼓判。その一方で、ロシアの若き選手のみが4回転ジャンプジャンプを次々と着氷させる姿には「年上のスケーターが若いスケーターに負けるのを見るのはいつも残念です。大人になってからスケートをするのはさらに難しく、子供たちに追い越され始めると、心理学的に受け入れがたいこと。私は表現力豊かで女性らしいスケートの方が好き」と懸念点を口にした。
2022年にロシアがウクライナ侵攻を開始後、ISUはロシアとベラルーシの選手を国際大会から除外したが、20日には両国の選手が26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の予選に参加することを認めると公表。日本女子は金メダル候補で、全日本選手権4連覇中の坂本花織(シスメックス)らがロシア勢と争う構図が予想されている。
坂本は大技はないが、全体の完成度で世界の頂点に君臨してきた。「ロシア勢の高難度ジャンプ」か「演技全体の完成度」か、五輪の舞台でテッペンに立つのはどちらのスタイルだろうか。ロシアのスケーターたちも注目を寄せている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ミラノ五輪で再燃する女子フィギュア「4回転の呪縛」…坂本花織もビックリなロシア勢の戦線復帰
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月25日 9時26分
-
【フィギュア】国内4連覇の坂本花織 ミラノ五輪で復帰するロシア勢〝攻略のカギ〟鈴木明子氏が指摘
東スポWEB / 2024年12月24日 6時4分
-
フィギュア最強ロシアの五輪参加に反応様々 坂本「燃える」千葉「今は勝つ自信がないけど…」【全日本】
THE ANSWER / 2024年12月21日 4時43分
-
坂本花織、ロシア勢の五輪参加容認に「めちゃくちゃ燃える」 聞いた瞬間は「えー!」驚き【全日本フィギュア】
THE ANSWER / 2024年12月20日 21時8分
-
優勝しても報われない「ジュニア女王」に年齢制限の壁…フィギュア全日本選手権きょう開幕
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月19日 9時26分
ランキング
-
1松山英樹の優勝直後に米生放送で“事故” 放送禁止用語に司会「失言あった」「聴取受けるだろう」
THE ANSWER / 2025年1月6日 13時33分
-
2高梨沙羅がスキー板の長さ違反で失格に 22年北京五輪ではスーツ違反で悪夢 ジャンプW杯女子個人第9戦
スポニチアネックス / 2025年1月7日 0時47分
-
3楽天・石井一久GM復帰発表でさっそく大炎上!《呆れる》《愛想が尽きる》《誰も望んでない》と非難轟々
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月6日 17時55分
-
4松山英樹Vの裏で…痛恨の勘違いで5200万円逸 誤球で2打罰、米メディア指摘「大きな代償払った」
THE ANSWER / 2025年1月6日 21時3分
-
5打って走れる24歳に現ドラで新戦力 結婚で心機一転、健在示す34歳…ハムの激戦ポジション
Full-Count / 2025年1月6日 15時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください