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みんつく党でまた離反者! 救いの手を拒否し続ける大津綾香党首に迫る「Xデー」

東スポWEB / 2024年12月27日 19時59分

大津綾香党首(左)と三上恭平氏

大津綾香党首率いるみんなでつくる党(旧政治家女子48党)は、破産手続き開始に不服を申し立て、最高裁へ特別抗告しているが、年内の決着は見送られる見込み。この間、10月の衆院選に立候補していた候補者が大津氏に苦言を呈し、離反。昨年3月に立花孝志氏側と始まった泥沼のお家騒動から次々と支援者が離れるドミノは止まる気配はない。

「党員、党費を集めるのも裁判することが1番の目的でこんなくそ党から早く抜けて良かったでーす」とXにぶちまけたのは衆院選で埼玉1区からみんつく党公認で立候補した三上恭平氏だ。昨年、北海道・釧路市議選にNHK党公認で立候補するも落選。都内でオムライス店を経営していたところ、大津氏から出馬を打診された。衆院選には大津氏を含め計6人が立候補したが、惨敗を喫していた。

選挙後、三上氏は裁判を抱え、党勢拡大もままならない大津氏の現状を危惧。「今後も良くなることはない。時間もお金ももったいない。人生、台無しになるから和解するか辞めるかした方が良い。中で働いている人もみんなかわいそう。誰のプラスにもならない。なんのためにやっているかわからない。鬱憤はらすため?もう、充分やったと思うよ。頑張ったじゃん」(三上氏のX)。大津氏に立花氏側との和解を提案したが、相手にされなかったという。

大津氏の体制では、大川宏洋氏、黒川敦彦氏、宮川直輝氏らを側近に据えるも方向性の違いや衝突を繰り返しての解任が続いている。今年は所属議員がゼロになったことで政党交付金を得られなくなれば、債権者からの申し立てによる破産手続きの開始が決定。さらに政党プロモーション費や自身の後援会への寄付など計6150万円が「資産の隠匿毀損」と破産管財人に判断され、損害賠償や返金を求める訴訟まで起こされ、今後は刑事訴追される恐れもある。

債権者からは、大津氏に対して、個人破産を申し立てる審理も始まっている。大津氏が一発逆転を狙っているのは、破産手続きの開始決定が取り消されることだ。最高裁の判断は年内とみられていたが、来月以降に持ち越される見込み。また、来月15日にまでに国会議員1人でもスカウトに成功すれば、年間3億円の政党交付金が復活し、展望も開ける。

とはいえ、10億円以上の負債を抱える政党への入党を口説き落とすのは至難の業だ。事実上、詰んでいる状態にNHK党の斉藤健一郎参院議員からは代表権を移譲するように最後通告されたが、大津氏は一笑に付した。来年は党の破産が確定し、大津氏が個人破産や刑事訴追までされる事態を迎えることになるのか――。

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