【箱根駅伝】連覇狙う青学大 原晋監督はライバル撃破に自信アリ…目標は「10時間40分切り」
東スポWEB / 2024年12月29日 5時14分
【次の100年へ――歴史をつなぐ有力校たち(1)】王者に死角なし。第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の注目校を5回に分けて紹介する短期連載の第1回は前回大会覇者・青学大をピックアップ。名将・原晋監督は、2年連続8度目の優勝に自信をのぞかせている。
勝負はあくまで箱根路だ。出雲駅伝、全日本大学駅伝はともに3位。ライバルの国学院大に2冠を許したものの、原監督は「出雲、全日本仕様のトレーニングも多少は入れ込んでいるが、あくまでも箱根に合わせたトレーニングの流れの中でやっている」ときっぱり。各選手の調整も順調に進んでおり「最後の合宿も例年以上のものができたので、上りも下りも自信を持っている。今まで見た中で一番強い。高校時代から力がある子たちが成長している」と手応えを口にした。
想定するレースプランは「ピクニックラン」だ。往路から主力級を積極的に投入し「前半の1、2区の早い段階から先頭に立って山上り決戦に入る。5区にタスキを渡す時点で2分以上は差をつけて、若林(宏樹、4年)にタスキを渡したい。それで3分以上のリードを奪って、復路は楽に(ゴールの)大手町に帰ってきたい」と指摘。前回大会は大会新記録(10時間41分25秒)で2年ぶり7度目の総合優勝に輝いたが「コンディションが整っていけば、10時間40分切りを目標にやっていきたい」とさらなる高みを見据える。
今大会は「あいたいね大作戦」を発令した上で「多くのファンのみなさん、支えてくれているみなさん、箱根を愛するみなさん、全てのみなさんに、大手町、フィニッシュで笑顔で会いたい」と力強く宣言。史上最強のフレッシュグリーン軍団が掲げるスローガン「大手町で笑おう」を体現してみせる。
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