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【大相撲】大の里 九州場所で課題露呈…横審・山内委員長「受け身に回るとバタバタしてしまう」

東スポWEB / 2024年12月29日 6時4分

九州場所で破竹の勢いが止まった大の里だが…

【土俵の深層(上)】今年の大相撲で最も注目を集めた力士は、大関大の里(二所ノ関)だ。初場所で新入幕を果たすと、夏場所は初土俵から所要7場所で史上最速優勝を達成した。秋場所では2度目の賜杯を抱いて大関に昇進。所要9場所は昭和以降最速、新入幕から5場所は「昭和の大横綱」大鵬の6場所を抜いて最も早い昇進となった。

一方で、新大関として臨んだ九州場所は9勝どまり。14勝の好成績で初優勝した琴桜(佐渡ヶ嶽)、1差で次点の豊昇龍(立浪)に大きく水をあけられた。それでも、大の里に対する周囲の期待は変わらない。横綱審議委員会の山内昌之委員長(東大名誉教授)は「幕内から大関へ非常に短い時間で到達し、いろんな点で期待させる力士。私たち期待値が高くなるのは致し方ない。やはり、大の里も若者であったということ。一つの試練ではないか」と先場所の成績に理解を示す。

その上で「とりわけ立ち合いなどで受け身に回った時に、少しバタバタしてしまう傾向が見られた。どんな力士でも受け身に回ることはある。その時にどうするかを含めて、課題を彼なりに見つけたと思う。いろんな教訓を学んで、大の里が再び先輩大関2人に対して脅威になるような存在として戻ってくることを期待しています」と奮起を促した。

初場所では琴桜と豊昇龍の綱とりに〝待った〟をかけることができるのか。大の里の逆襲に注目だ。

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