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【AEW】オカダ・カズチカがオスプレイとの決勝制しコンチネンタルC制覇 試合後は宿敵ケニー・オメガが登場

東スポWEB / 2024年12月29日 14時19分

ウィル・オスプレイのオスカッターをドロップキックで迎撃するオカダ・カズチカ©All Elite Wrestling

米国・AEWのPPV「WORLDS END」が28日(日本時間29日)に放送され、「コンチネンタル・クラシック」決勝戦でコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)がウィル・オスプレイ(31)を撃破し初優勝を飾った。

自身の持つコンチネンタル王座をかけたリーグ戦で、オカダはブルーリーグを2位で突破。この日の決勝トーナメント準決勝では、ゴールドリーグ1位のリコシェと激突した。シューティングスタープレスをはじめとした飛び技に苦戦を強いられながらも、最後は変型ドライバーからのレインメーカーで逆転勝利を収めた。

迎えた決勝戦では、準決勝もう1試合でカイル・フレッチャーを下したオスプレイとの対戦が実現。両者の一騎打ちはともに新日本プロレス時代の1月米サンノゼ大会以来で、AEWマットでは初となった。

互いに手の内を知り尽くすかつての〝兄弟分〟同士の戦いは壮絶な攻防が続く。オカダはドロップキックからレインメーカーを狙うも、パワーボムで切り返されるとスタイルズクラッシュを浴びてしまう。ならばとヒドゥンブレイドを回避してレインメーカーを決めるが、オスプレイもカウント3を許さない。

ハイアングルジャーマンから狙ったレインメーカーは、カウンターのその場飛びスパニッシュフライで切り返される。オスカッターにカウンターのドロップキックを決めたオカダだったが、掟破りレインメーカーからストームブレイカーでマットに叩きつけられる。それでもこれをカウント2で返すと、タイガードライバーを着地してショートレンジラリアートで戦況をひっくり返す。

大「AEW」コールが巻き起こるなか、ヒドゥンブレードをかわしたオカダは、レインメーカーが空を切りながらもストームブレイカーをギリギリで回避。飛び込んできたオスプレイをキャッチするとついに2発目のレインメーカーをさく裂させて激闘に終止符を打った。

ぼう然とするオスプレイと握手をかわしたオカダだったが、試合後のリング上にはまさかのサプライズが待っていた。何とかつてのライバルで長期欠場中のケニー・オメガが登場。コンチネンタル王座のベルトを持ってリングに上がると、オカダに手渡して去って行った。

ケニーは来年1月5日の新日本プロレス東京ドーム大会で復帰を控えている。リング上で勝ち誇ったオカダはケニーを見送ると、花道でもベルトを高々と掲げて退場。新日本プロレス時代に数々の名勝負を繰り広げてきたオカダとケニーの抗争が25年に再び勃発するのか、目が離せなくなってきた。

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