【箱根駅伝】城西大に新〝山の妖精〟誕生なるか 5区・斎藤将也は「上りに適性がある」
東スポWEB / 2024年12月30日 5時24分
【次の100年へ――歴史をつなぐ有力校たち(2)】3強の壁をこじ開ける。第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の注目校を5回に分けて紹介する短期連載の第2回は、前回大会3位の城西大をピックアップ。5区で区間新記録をマークした山本唯翔(現SUBARU)は卒業した一方で、新たな〝山の妖精〟候補から目が離せない。
5区・山上りで今大会もドラマが生まれそうだ。山本の後釜に注目が集まる中、櫛部静二監督は斎藤将也(3年)を後継者に指名。前回大会の2区で1時間7分15秒(区間8位)の好走を見せたが、上りの走りにも定評があるランナーだ。5区の前哨戦と言われた一昨年11月の「激坂最速王決定戦」では山本に約1分差をつけて優勝しており、櫛部監督は「非常に上りに適性があるので、かねてから考えていた」と太鼓判を押す。
大役を担う斎藤も覚悟を決めている。29日の区間エントリー発表の段階では補欠登録だが「他の人であればプレッシャーを感じるかもしれないけど、僕はプレッシャーなく、自分のスタイルを貫くだけ。区間新をとる準備もできている」と自信たっぷり。その上で「やっぱり僕の仕事は一番で(タスキを)持って来ること。何番で来ようが何分差で来ようが、一番最初にゴールテープを切れるように、そこだけを目指して走る」と力強く語った。
櫛部監督は今大会の目標を「4位以上」と設定しながらも「やはり『3強』(国学院大、青学大、駒大)をにらんで4位となっているが、もちろんそれ以上というのは3強を崩すという意味になる。前回大会は3位だったので、十分可能性があると思う」とニヤリ。今季は出雲駅伝で7位、全日本大学駅伝で6位と本来の力を発揮できていない。それでも箱根駅伝に向けては「成長率としては、多大学を見渡してみても、トップレベルにあると思っている」と順調に調整を進めている。
とはいえ、上位進出には5区の攻略が必須条件。「箱根駅伝で真のエースになる」と意気込む斎藤の走りが城西大の行方を大きく左右しそうだ。
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