今年のロシアスポーツ界交通違反ランキングが物議 ２１０件のザギトワは６位 １位は「６５２回」

６位だったアリーナ・ザギトワ

ロシアスポーツ界で、フィギュアスケート女子で２０１８年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ（２２）を軽く超える交通違反者が続々と発覚し、物議を醸している。

ザギトワを巡っては、１２月上旬に２０２４年だけで約２００回の交通違反が報じられ話題となった。所有する２０２０年型『ポルシェ マカン』と２０１８年型『ＢＭＷ Ｘ６ ３０ｄ』の２台の車でポルシェでは１７５件、ＢＭＷでは２２件の罰金が科されたという。

約２００回は相当だが、上には上がいた。ロシアメディア「スポーツ・エクスプレス」は、同「ポスト・ニュース」がまとめた今年の同国スポーツ界交通違反ランキングを報道。ザギトワはなんと６位でトップではなかった。３位に入ったのはロシア１部ゼニトのＦＷアレクサンドル・ソボレフで２６４回。２位はフィギュアスケートで０２年ソルトレーク五輪アイスダンス銀メダルのイリヤ・アベルブフ氏の４０９回。１位はサッカーのロシア１部ヒムキのＤＦゲオルギ・ジキヤだった。

「ジキヤは６５２回、罰金は合計６０万６０００ルーブル（約９０万５０００円）となった。違反のほとんどはスピード違反に関連しており、その数は５３９にのぼる」という。

なんとも不名誉な記録といえそうだ。