【ロッテ】石川柊太をライバル球団が警戒「佐々木朗希以上に手ごわい存在かも」 先発ローテ問題解決へ
東スポWEB / 2024年12月30日 6時4分
パ・リーグ関係者がソフトバンクからロッテにFA移籍した石川柊太投手(32)に警戒感を強めている。
2025年シーズンでプロ12年目を迎えるベテラン右腕は今オフ、残留を求めていたソフトバンクに加え、オリックス、ロッテ、巨人、ヤクルトのセ・パ5球団が獲得意思を表明。最終的にロッテが3年総額6億円(推定)で大争奪戦を制した。
ロッテは今オフ、エース格の一人だった佐々木朗希投手(23)がポスティングシステムでの米移籍を表明。その後釜を埋める補強が最重要課題とされていた。先発、中継ぎができるうえ、本拠地となるZOZOマリンの相性がいい(今季3試合2勝無敗、防御率0・00)右腕の加入はチームにとって心強い存在となるだろう。
そんな石川柊のロッテ入りに最大級の警戒を示しているのがライバルとなるパの各球団だ。あるパ・リーグのスコアラーは「シーズンを通して考えれば朗希以上に手ごわい存在かもしれない」とその理由をこう説明する。
「佐々木は度重なるケガやコンディション不良もあり、プロ入り後はシーズンを通して活躍することができなかった。でも、石川柊は小さなケガこそあったものの、年間を通して先発ローテーションを守れる力を持っている。それに、ロッテはここ数年、佐々木の登板のたびに先発ローテーションを組みかえることが多く、これが他の先発投手の調整に微妙な狂いを生じさせていたと聞いています。佐々木の代わりに石川柊が入ることでその問題も解決するでしょうから。投手陣に限って言えば来季のロッテは昨季以上になるかもしれませんね」
佐々木の米移籍でロッテは一時、大幅戦力ダウンによる弱体化も囁かれたが…。石川柊がチームの不安を払拭するばかりか、リーグ優勝に向けた救世主になるかもしれない。
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