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【ソフトバンク】佐藤航太 来季は育成3年目…支配下昇格へ気合「もっとパワーをつけて長打を出す」

東スポWEB / 2024年12月30日 11時9分

今年8月にはファームMVPにも輝いた有望株のソフトバンク・佐藤航太

夏の甲子園でランニング本塁打を放って一躍、脚光を浴びた若鷹が順調に成長している。ソフトバンクの育成2年目の有望株、佐藤航太外野手(20)だ。2022年育成ドラフト11位で入団すると、今季は8月にファームで月間MVPを受賞するなど打率3割2分8厘の好成績を残し、覚醒への予感を示した。育成3年目の来季に向けてどのような思いを抱いているのか、本人に直撃した。

──今年一年を振り返ると

佐藤航 自分が思ってた以上にできすぎたっていうか、結果が残った年だったので。約2か月くらい二軍の方に行かせてもらって、月間MVPを取らしてもらったりとか。それがいい通過点になるように、来年に向けてっていうのが結構強いシーズンになりました。

──結果が出て、逆に来年に向けて気持ちを引き締めることも

佐藤航 今年打てたのに、次の年は打てないのかみたいに周りに思われるのが一番いけない。スタートから体つきもプレーも違うっていうのを見せつけないと、使ってみたいとはならない。今年の結果と同じくらいは残さないと支配下では無理。

──8月に結果が出たのはこれまでやってきたことが出た、それともゾーンに入っていた

佐藤航 二軍に行く前が(三軍、四軍で)30打席くらいノーヒットだった。特別何かを変えたっていうのはなくて、いつも通りやってきたことをやろうと。結果を気にしちゃうところもあるんですけど、まずは自分がどういう選手なのか覚えてもらわなきゃいけない。相手も自分がどういう選手かわからない中で、1か月間はポンポン、自分が思っていた以上に結果が出た。9、10月は相手も慣れてくるというか、自分がどんな選手かわかってくる。考えていた球種と逆が来たりとか、相手にも知られるんだなと肌で知れたのはよかった。

──来季もっとアピールしたいところ

佐藤航 今年は長打があんまり多くなかった。長打力は自分の魅力なので。もっとパワーをつけて長打を出すことと、今年の結果に来年左右されないように。

──来季に向けて取り組んでいることは

佐藤航 食事とウエートトレーニングをメインに。土台がなかったらその上で通用する技術はついていかないと思う。一年通して食事とウエートっていうのはやっていかないといけない。

──食べることは苦ではない

佐藤航 苦ではないんですけど、元々体重が減りやすいタイプ。減らないように食事の回数を増やして、空腹時間をなくそうと。一回リハビリにいった時に、武田さんだったり、年上の選手たちに話を聞いて「こういうのがいいんじゃないか」と教えてもらってやってます。

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