【富士山女子駅伝】３年ぶりの５区で激走 拓大・不破聖衣来にファンも感動「よく戻ってきてくれた」

不破聖衣来

全日本大学女子選抜駅伝（富士山女子駅伝＝３０日、富士山本宮浅間大社前～富士総合運動公園陸上競技場、７区間４３・４キロ）の５区を担った不破聖衣来（拓大４年）に、ファンから歓喜の声が相次いでいる。

１年時に全日本大学女子駅伝の５区（９・２キロ）で２８分００秒の区間新記録をマークすると、１万メートルでも日本歴代２位（当時）となる３０分４５秒２１を記録。２年時も全日本大学女子駅伝の５区で区間賞を獲得したが、その後はケガで駅伝から約２年遠ざかった。現在は今後を見据えた体づくりに注力しており、発展途上の段階。１０月の全日本大学女子駅伝は５区を区間７位の３０分２１秒で杜の都を駆け抜けていた。

富士山女子駅伝では１年時に最長区間の５区（１０・５キロ）で区間新記録を樹立。この日は３年ぶりに５区を任され、１０位でタスキを受けると、６人抜きの快走で４位に浮上した。タイムは３３分５１秒（速報値）で区間２位。区間賞を獲得したサラワンジル（大東文化大２年）には６秒届かずも、圧巻の走りを披露した。

ファンからは「よく戻ってきてくれました、ありがとう」「カッコよかったー！１年生の時の全日本から応援してて、もう感動しました」「不破聖衣来すごいな。ここまで復活してくるとは思っていなかったわ」「不破聖衣来さんの走りに涙した人は多いのではないだろうか」などの声が上がっている。