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【静岡競輪・グランプリ】武豊トークショー「展開なら郡司選手が有利かなと思うんですけど」

東スポWEB / 2024年12月30日 15時24分

静岡競輪場でトークショーを行った武豊騎手

静岡競輪の大阪・関西万博協賛「KEIRINグランプリ2024シリーズ」は30日、最終日を迎えた。場内のイベントステージでは、競輪が大好きな武豊(55)騎手がトークショーに登場した。

今年の天皇賞秋とジャパンカップをドウデュースとのコンビで制した武豊騎手はまず「最後(ホープフルステークス)と有馬記念は残念でしたけど、秋の天皇賞とジャパンカップは自分の中でも大きなレースでしたし本当にうれしかった。一年通して充実していました」と一年を総括。

競輪では「4車の三連単BOXを買うことが多い」というレジェンドジョッキーだが、今年のグランプリは「まだまとまっていない」と、トークショー時点では狙いが定まっていない様子。

「応援も兼ねて近畿というか…。古性(優作)選手は何度かお会いして、本当にいい男ですよね。脇本(雄太)選手もスーパースターでカッコいいし。でも8番手になりそうなんですよね。単騎の2人もどうするのか。展開なら郡司(浩平)選手が有利かなと思うんですけど、そう簡単にはいかないだろうし。真杉(匠)選手はレースが上手、平原(康多)選手も頑張ってほしいし。うーん。すごい選手ばっかりですからね…」

最終的には「脇本(雄太)選手はすごい脚ですしまくりが決まることを願って。今日は割れているし点数を広げます(笑い)。車券は自己責任で(笑い)」と現時点での予想を展開した。

その後、再び競馬の話題に。来年3月に56歳を迎える武騎手だが「一つ上の横山典弘騎手は今年ダービーを勝ちましたからね。オジサン頑張ってますよ、しぶとく(笑い)」。そして「新人の18、19歳の子たちの親より上ですからね(笑い)。それでも同じプロとして五分にやっているし、上手な子も多いですからね。日本のジョッキーのレベルもすごい上がったなと感じますし刺激をもらっています。日本の競馬自体が世界で大活躍していますし(若い騎手にはこれから)もっとどんどん海外に出ていって世界的に活躍するジョッキーが増えてほしいなって思います」と後輩ジョッキーへの思いを熱く語った。

最後に「ドウデュースは引退したので、またそういう馬と出合えたらいいなと思いますし、そういう馬をつくれればいいなと思います。そういう馬とコンビを組んでダービーとかいきたいですよね。来年は1月5日の金杯に乗ります。楽しみな馬もいっぱいいますし勝ちたいレースもあるので、いっぱい勝ちたいと思います。一年間応援ありがとうございました」と呼びかけると、集まった多くのファンが拍手で応えた。

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