1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【富士山女子駅伝】拓大・五十嵐監督 不破聖衣来の好走に笑顔「いろんな悩みを抱えていたと思うが…」

東スポWEB / 2024年12月30日 17時39分

不破聖衣来

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝=30日、富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場、7区間43・4キロ)で4位に入った拓大の五十嵐利治監督は、エースの激走に頬を緩めた。

この日は10位でタスキを受けた5区(10・5キロ)の不破聖衣来(4年)が6人抜きで4位に押し上げると、最終7区(8・3キロ)の新井沙希(3年)が3位の日体大を猛追。惜しくも表彰台は逃すも、堂々の4位入賞を果たした。

五十嵐監督は「選手たちは表彰台を目指していた。3番が見えるところまできたので悔しいと思うが、よく頑張ってくれた。結果や区間タイムは気にせず、ゴールした時に力を出し切って笑顔で終われればと思っていた」と褒めたたえた。

全日本大学女子駅伝の5区(9・2キロ)では区間7位(30分21秒)だった不破も、区間賞を獲得したサラワンジル(大東文化大2年)には6秒届かなかったが、33分51秒で区間2位の快走を披露。近年はケガで苦しんできたが、体づくりの成果が少しずつ実を結んできた。

五十嵐監督は「本人としてはどうせだったら区間賞を取りたかったところもあるかもだが、ここを1つのきっかけとして今後に向けてというところなので、そこは彼女自身が楽しかったと思える走りができたのが一番のポイント」と収穫を口にした。

不破は1年時に1万メートルで日本歴代3位の30分45秒21をマーク。トラックでの記録更新を期待する声もあるが、かねて不破と五十嵐監督が口にしてきたマラソンでのロサンゼルス五輪出場へ、卒業後は三井住友海上で鍛錬を積む。

五十嵐監督は「いろんな悩みを彼女も抱えていたと思うが、長いトンネルを今日で通り越すんじゃないかなという期待感もあるし、練習を8月以降継続してできているのが一番成長できた部分なのかなと思う」と分析した。

マラソンを見据える上で、現在は1キロ3分15~20秒のペースで刻む走力づくりに注力中。今後はハーフマラソンに挑戦していく方針だ。不破も「将来はマラソンをやりたいという思いが強い」と明言。大学時代の経験をさらなる飛躍の糧とする。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください