SKE48・斉藤真木子卒業インタビュー「何度生まれ変わっても今の人生をまた選びたい」
東スポWEB / 2024年12月31日 5時9分
アイドルグループ「SKE48」の斉藤真木子(30)が12月31日でグループを卒業する。2009年3月に2期生として加入した斉藤は15年以上にわたる活動の中でSKE48のキャプテンや劇場支配人を歴任するなどグループを引っ張ってきた。アイドル活動にピリオドを打つ決断をした斉藤にSKE48への思い、そして新たな旅立ちに向けての決意を聞いた。
――15年9か月在籍したSKE48を卒業する
斉藤 あっという間だったとは思わないです。長かったし、やっと卒業に踏み出せた。(卒業発表をしてから)だいぶ肩の荷が下りた状態で半年くらい活動ができました。
――1番思い出に残っていることは
斉藤 うーん…。たくさんありますけど、NHK紅白歌合戦(SKE48は2012年から3年連続で出場)など自分が見てたもの、憧れていた番組に出演できたことは印象深かったです。毎年毎年、新鮮で今、テレビで見ていてもすごいところにいたんだなって思います。初出場で「パレオはエメラルド」を歌ったときは牧野アンナ先生が直接、紅白バージョンの構成や振付を考えてくださって…。ラインダンスをしたんですが、みんなで何度も何度もレッスンをして、目をつぶっていても自分がスカーフを上げるタイミングがわかるぐらい特訓しました。
――2016年3月にSKE48のキャプテンに就任した
斉藤 サプライズ大好き時代といいますか、全く知らされていなくて本当に腰が抜けたし、衝撃的でした。その日を境にグループへの関わり方、見方がガッツリ変わりました。キャプテンじゃなかったらもっと早くにご卒業を考えたんだろうなと思うと、あの日は本当に転機だったなって感じます。
――キャプテンになってたいへんなこともあった
斉藤 先輩だし指導することやアドバイスすることはあったんですけど、それを意識的にすることへのストレスというか、重荷っていうのを初めて感じましたね。嫌われるんじゃないかとか怖い人だと思われるんじゃないかとか、そういうものになれっこだったはずだったのに、やっぱりそれが怖くなって…。仲間が仲間じゃなくなるんじゃないかっていう不安もありました。
――キャプテンをやって良かったことは
斉藤 良かったことももちろんたくさんあって、様々な人たちと密に関わることができたので、どんな変わった人に会っても対応できそうな気がする(笑い)。あとはもうキャプテンを9年近くやらせてもらったことで、あまり緊張することなく人の前に立つことには慣れました。まだまだ足りない部分もあるんですけど、言葉の言い回しや伝え方についてすごく考えられるきっかけにはなりましたね。
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