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【新日本】ライガーが占うドーム2連戦 棚橋弘至を手のひらに乗せたEVILの次なる手口予想「一番怖いのは…」

東スポWEB / 2024年12月31日 8時34分

EVIL(右)との一戦に「進退をかける」と明言している社長の棚橋弘至(左)

獣神サンダー・ライガーが気になる話題やプロレス観を語る「獣神激論」の来年1月4、5日東京ドーム2連戦直前特別編。4回目の今回は、4日大会の棚橋弘至とEVILのランバージャックデスマッチ、5日大会のIWGPタッグ王者チーム決定戦(グレート―O―カーン&オーカーン指名選手 vs マシュー&ニコラス・ジャクソン)の2試合を解説する。

【ライガーが語る獣神激論(特別編4)】2026年1月4日東京ドーム大会での引退を控えている棚橋選手は、EVIL選手とランバージャックデスマッチで対戦します。棚橋選手はこの試合に進退をかけることも宣言しているけど、EVILにうまく乗せられてしまったのと、それだけ社長業というものが大変なんだと思う。

棚橋選手はあの性格だから、朝から晩まで社長業をこなして、試合もしてを毎日続けてるわけじゃないですか。体が悲鳴を上げるどころか、気絶したっておかしくない。

ランバージャックもこんなにEVILに有利なルールはないよね。これは仮定の話だけど、棚橋選手がわざと自分で自分を追い込んでるんじゃないかな。それくらいの決意を持ってやらないと、体のエンジンがかからないんじゃないかなって。

でも、EVILからしたらそれは自分の手のひらの上って感じだよね。一番怖いのは「ハウス・オブ・トーチャー」がここで新メンバーを入れて、棚橋選手をボコボコにするって展開だよね。こんなに名前を挙げるにいいタイミングはないわけだから、そういう戦略も考えられるよね。

やっぱりここで負けて棚橋選手が引退なんて後味の悪いことだけは避けたい。勝って引退ロードを華々しくスタートさせてほしい。今持っているすべてを出して、今できるすべてのことをやり尽くして引退してほしいよね。僕も引退ロードで経験しましたけど、ラストイヤーに全国の各会場で試合をやれたのは一生の思い出ですよ。棚橋選手にも、ファンにとびきりの空間をプレゼントしてほしいよね。

ここからは翌日5日東京ドーム大会の注目試合を話していきたいんだけど、IWGPタッグはオーカーン&オーカーン指名選手とAEWのヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)による新王者決定戦。HENAREの負傷欠場によってベルトが返上された格好だけど、まずは何と言ってもオーカーンが誰を連れてくるかだよね。

まったく新しい選手なのか、エンパイアの中から誰か選ぶのかってところだと思うんだけど…。東京ドームという大きなイベントで、HENAREを超えるインパクトのある選手って誰がいるの?って話にもなってくるよね。特に最近のHENAREはパワーから機動力から全部すごかったじゃない。昔の(スタン)ハンセン級だから。そこに替わる選手ということで、ファンもここの〝X〟は期待してるんじゃないかな。

ヤングバックスはもちろん世界トップのタッグチームだし、彼らに勝つのは並大抵なことじゃないと思うけど、もしもヤングバックスが勝ってしまうと、また新日本プロレスのベルトがAEWに流出してしまうことになる。あそこに流出したらまた面倒くさいぞ~って思うし、オーカーンたちには頑張ってもらいたいなと思いますね。

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