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【RIZIN】青木真也 18歳・秋元強真の強さ解析&「BrekingDown=電流爆破」の持論暴発!

東スポWEB / 2024年12月31日 9時42分

朝倉未来(左)と平本蓮(右)の軍団対抗戦に物申した青木真也

大みそかの格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)が開催される。今年も注目の年末イベントに〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が忖度なしの大ナタを振るった。最終回は、朝倉未来率いる「JAPAN TOP TEAM(JTT)」の次期エース・秋元強真 vs 元谷友貴の一戦と、第2部「雷神番外地」だ。

【青木真也 年末決戦を大予想(最終回)】今年最も注目を集めた選手の1人と言っていいのが秋元だ。18歳の新鋭は、初参戦となった9月の金太郎戦で1ラウンド3分16秒TKO勝ちを収めると、続く11月の鈴木博昭戦も判定で勝利。そのポテンシャルをいかんなく発揮して、元谷とのバンタム級次期挑戦者決定戦にたどり着いた。

青木はまずこの秋元のブレークを見て「JTTが担いだ中で唯一当たったよね。なんでも、数打ちゃ当たるんだよな。だからなおさら思うんだ…。数打っても当たらないGLEATは何をやってるんだ!」と、要らぬ毒舌と要らぬ流れ弾を放った。

それはそれとして秋元の強みを問われると「打撃のリズムと間合いがいいことだ」と声をしゃがれさせる。その意味を「タイミングと距離感がいいんだ。相手からすると、見えないところから殴られている感覚だと思う。見えないパンチは効くよ。実際、俺は基本的に相手のパンチが見えてないからね。だからいつもよく効いちゃうんだ…」と、悲しすぎる自虐を交えつつ説明した。

珍しく老害を出さずに若者を褒めたが、今回の試合に関しては「ちょっと時期尚早かなっていう気もするよ。若さも自信も含めて、本人が行きたい気持ちはわかる。そこをちゃんとハンドリングする能力がJTTにないのかなと思うね。ノアでいうと小田嶋大樹対藤田和之みたいなカードだ」と不利を予想する。

その理由として「元谷さんは、組み技でコントロールして勝てるって踏んでいるはず。自信のあるマッチアップだと思うよ」と説明。これを踏まえ「だけど元谷さんは打たれ弱いんだ。トータルが強いけど、穴があるイメージ。そこに秋元の強い所が当たるかどうか。要は〝黒ひげ危機一髪〟。秋元が刺す最初の剣で相手が飛んでいく可能性もあるけど、当てるのに時間がかかればその間に元谷の試合になるだろう」と予想した。

今回の予想で最後にバカサバイバーがメガネを光らせたのが第3部の「RIZIN.49」に先立ち行われる第2部「雷神番外地」だ(第1部は延期)。こちらでは未来がCEOを務める1分間格闘技「BreakingDown(BD=ブレイキングダウン)」メンバーを中心とした未来軍が、平本率いるユニット「ブラックローズ」と激突する。

このカードを見た青木は「番外地は、思った以上に〝番外地〟だったよね」とつぶやく。そして「これは禁断の果実だと思う。確かに瞬間的には(注目度は)上がるでしょ。でも中長期的には、客があきれて客離れを引き起こす恐れもあるじゃん。だって、腕のない人たちが出てクソミソ一緒にしちゃうんだから。そのくらい余裕がないのか、あるいはすごく余裕があるのかのどちらかだと思う」と指摘する。

その上で「俺が思うにBDって〝大仁田厚〟なんだよ。ストロングスタイルとか、王道に対する電流爆破なんだ」と持論を展開。「だから今こそ『またぐなよ』だったんじゃないかなあ…。〝やるぞ、やるぞ〟でやらないのがいいんだけど」と要らぬ心配を口走ると、ようやく自転車にまたがり走り去ってくれた。

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