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【全日本】斉藤ジュン 3冠王座奪取で〝5冠王者〟に「アイ・ラブ・ゼンニッポン!DOOM!」

東スポWEB / 2024年12月31日 18時29分

新王者になった斉藤ジュン

2024年最後に〝5冠王者〟の誕生だ。全日本プロレスの3冠ヘビー級選手権(31日、東京・国立代々木競技場第二体育館)は、斉藤ブラザーズの兄・ジュン(38)が王者デイビーボーイ・スミスJr.(39)を破り、第75代王者に輝いた。

苦しい戦いだった。試合は王者ペースで進み、左腕を狙われたジュンになかなか反撃のチャンスが訪れない。重量感ある技でダメージは蓄積し、関節技でスタミナを奪われた。

それでも15分過ぎにジャックハマーで逆襲。ようやくサイコブレイク(コブラクラッチスラム)が決まる。王者のブルドックボムをカウント2で返すと、2発目は阻止。強烈なスピアーから、最後はサイコブレイクで3カウントを奪った。

「激しい試合だった。体中が痛い…いや、痛くない、痛くない。最高の気分だ!」

今年は弟・レイとの斉藤ブラザーズで無敗を誇り、暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」では史上初となる世界タッグ王者での全勝優勝を達成。「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」では満票で最優秀タッグ賞を受賞した。

一方、シングル戦線では苦杯をなめてきた。2月に当時の3冠王者・中嶋勝彦に敗れてベルト取りに失敗すると、春の祭典「チャンピオン・カーニバル」では優勝決定戦に進出するも宮原健斗に敗れ準優勝。王道トーナメントは1回戦敗退に終わった。

だからこそ、年内最終戦でシングルでも結果を残したジュンは「2月に3冠ベルトに挑戦して、『全日本プロレスを満足して楽しませる』と言った約束は果たせなかった。だが、今日は楽しくて満足できる全日本プロレスにできたと思う。約束はかなえたぜ!」と胸を張った。

弟のレイとは2本のベルトからなる世界タッグ王座を保持しており、これで〝5冠王者〟に。来年1月3日後楽園大会では関本大介&鈴木秀樹との世界タッグV7戦も控える。

「全日本は好きか? 全日本プロレスは大好きか? 俺も好きだ!」とジュンが呼びかけると、会場は大「ゼンニッポン」コールに。スミスとともに「アイ・ラブ・ゼンニッポン! DOOM!」で大みそか大会を締めくくったジュンが、25年の王道マットをけん引する。

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