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【ノア】中邑真輔が佐々木憂流迦に貫禄勝利! 後輩への助言は「自分で見つけろ。それが優しさです」

東スポWEB / 2025年1月1日 20時9分

佐々木憂流迦(右)にキンシャサを決める中邑真輔

ノア1日の日本武道館大会で、米WWEのスーパースター・中邑真輔(44)が佐々木憂流迦(35)とのシングルマッチを制し貫禄を見せつけた。

「奇跡の一戦」と呼ばれた2023年1月武道館大会のグレート・ムタ戦以来、2年ぶりのノアマット参戦。昨年11月から〝ウェイワード・サムライ〟へと変貌を遂げた中邑は、兜をかぶりUSベルトとともに入場した。

白のコスチュームを見にまとった中邑は、和術慧舟會の後輩にあたる佐々木に対し、強烈な打撃を打ち込んでいく。しかし、ダイビング式のキンシャサをカウンターのキックで迎撃され、掟破りのシャイニングトライアングルに捕獲されて反撃を許した。

リバースパワースラムからのキンシャサをかわされ、バックの取り合いからスリーパーホールドに捕獲された中邑は、ランドスライドも三角絞めに切り返される。しかし、何と毒霧を噴射して脱出に成功すると、スタイルズクラッシュの要領でマットに叩きつけ、後頭部へのキンシャサを発射。最後は正面から正調のキンシャサをさく裂させ、3カウントを奪った。

結果的に格の違いを見せつけた中邑は「十分、恥かいたでしょうよ。木っ端みじんに砕け散った自分自身をどうやってかき集めて、なりたい自分に向かうかっていうのは憂流迦本人なんで、僕の知ったこっちゃないです。素の自分で来いって言ったのは、裸になって来いってことですよ。外側だけガチガチに固めて、見透かされてんだって。そんなもん客が見たいわけじゃねえんだって。かわいい後輩なんていうわけもないし、あとはアイツ次第」と佐々木を酷評した。

2年前のムタ戦を見てプロレスラーになることを決意した佐々木に、中邑が同じ場所で毒霧を見舞うシーンには大いなるドラマが垣間見えた。「そんなおいしい物語があるにもかかわらず、見てくればっかり。持ってんだろうよ。UFCまで行って、死にもの狂いで、地獄の淵から帰って来て戦い続ける。お前、そういうとこあるんじゃなかったっけ? 何だよ、今のは。中邑、なんやかんや言って後輩にアドバイスを送るんじゃないの? なんて…甘いわ。甘い。自分で見つけろ。それが優しさです」と、師匠・アントニオ猪木の言葉も引用し突き放した。

中邑は「元日、日本武道館で試合をするということは、日本男児として誉れ高いことであります。いま米国で孤軍奮闘、どうにかこうにかもがき苦しみ、生きながらえてる自分にとってはこの上ない誉れ、ならびに救いでございます」と言い残して控室へ。長年にわたり世界最大団体で活躍するスーパースターが、その実力をまたしても満天下に証明した。

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