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【日本代表】森保ジャパン〝最終兵器〟MF佐野海舟やFW鈴木優磨の招集はあるのか

東スポWEB / 2025年1月2日 5時14分

クラブでの活躍ぶりは十分のマインツMF佐野海舟(左)と、鹿島FW鈴木優磨

【森保ジャパン新戦力(2)中堅編】2026年北中米W杯で優勝を狙う森保ジャパンは、本番に向けて戦力の底上げが重要になってくる。若手の成長も必要な一方で、円熟期を迎えながら現在の代表からは遠ざかっていたり、なかなか縁がない選手もいる。

まず〝即戦力〟として白羽の矢が立つのが、MF佐野海舟(23=マインツ)だ。今夏にドイツへ渡ると、ここまで公式戦で15試合連続に先発出場と不動のレギュラーに定着。14日に行われた世界的強豪のバイエルン・ミュンヘン戦では中盤の底で躍動し、2―1での大金星の立役者になった。

すでに1~2月のアジアカップ(カタール)など代表にも招集されていたが、7月に不同意性交容疑で逮捕されて大騒動に。後に不起訴となったが、代表からは遠ざかっている。

日本サッカー協会の湯川和之専務理事は9月の理事会後に、佐野の今後の招集について言及。「佐野選手については、呼ぶ呼ばないといったところは環境がどうなのかを考慮した上で判断していく」との方針を示している。同じような事案で不起訴となったMF伊東純也(スタッド・ランス)はすでに代表復帰を果たしており、状況が整えば佐野にもW杯への道が開かれるかもしれない。

また、手薄な最前線で注目されるのが、抜群の決定力を誇るFW鈴木優磨(28=鹿島)だ。

今季のJ1では15得点8アシストとフィニッシュだけでなくチャンスメークでも高い能力を披露。J屈指のストライカーとして全盛期を迎えている。

ただ、森保ジャパンとはなかなか縁がなく、最大のチャンスと思われた国内組のみの編成となった2022年の東アジアE-1選手権でも、招集が見送られて物議を醸した。それでも森保監督は以前から「最後の得点を奪う、絡む特別なプレーをできる」と実力を認めており、W杯へ向けて〝最終兵器〟となるか注目の存在となりそうだ。

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