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〝甲子園のラガーさん〟がセンバツ出場校を最速予想! 健大高崎に「山本由伸」級の逸材

東スポWEB / 2025年1月2日 5時14分

ポーズを決めるラガーさん 

球児たちの“熱いドラマ”を見逃すな! 第97回選抜高校野球大会は2025年3月18日に甲子園球場で開幕し、30日までの13日間(休養日を含む)にわたって熱戦が繰り広げられる。出場校は1月24日の選考委員会で決定するが、ひと足早く「甲子園のラガーさん」こと善養寺隆一氏(58)が、自身の足で稼いだ情報をもとに一般出場枠から21世紀枠、神宮枠を含む全出場校を完全大予想。サクラ咲く32校は果たして――。

――お久しぶりです。恒例の予想をよろしくお願いします

ラガー 今回はこれまでとは力の入り具合が全然違うから。関東・東京大会はもちろん、北海道から九州大会まで足を運んで、できる限りこの目で試合を見てきたからね。

――早速ですが、北海道1枠は全道Vの東海大札幌で不動。東北3枠は地区大会Vの聖光学院(福島)と準Vの青森山田が当確で、残り1枠は

ラガー 準決勝で優勝校の聖光学院に1―7と大敗を喫した山形中央よりも青森山田に1―4と敗れた花巻東(岩手)に分がありそう。

――関東・東京は地区大会Vの横浜(神奈川)が神宮大会で27年ぶり2度目の優勝を飾り1枠増の7枠。その横浜と準Vの健大高崎(群馬)、ベスト4の浦和実(埼玉)、千葉黎明に加え、東京は優勝した二松学舎大付が当確ですね

ラガー ただ、俺の見立てでは関東と神宮大会覇者の横浜よりセンバツ連覇を目指す健大高崎の方がチーム力は上だと思う。特に最速158キロ右腕のエース・石垣元気(2年)はプロスカウトも熱視線は間違いなし。身長は178センチと大きくはないが、右手の握力は80キロもあるらしい。将来は山本由伸(ドジャース)級の逸材になりそう。

――残り2枠は

ラガー 都大会の決勝で早実が延長12回タイブレークの激闘を演じているだけに、東京にもう1枠を与えられる可能性が高い。最後の1枠は難解だけど、関東大会の準々決勝で横浜と接戦を繰り広げた東農大二(群馬)を推す。エース右腕の山田琉聖(2年)は巨人の西舘をほうふつとさせる本格派で、威力のある直球やキレのある変化球は甲子園のマウンドでも見たいね。

――北信越2枠は北信越大会優勝の敦賀気比(福井)と準Vの日本航空石川が当確として、東海3枠は

ラガー 地区大会優勝の大垣日大(岐阜)、準Vの常葉大菊川(静岡)で順当。残り1枠は4強入りの至学館(愛知)と岐阜第一の一騎打ちとなりそうだが、地域性を重視して至学館が一歩有利とみた。

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