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【マリーゴールド】ロッシー小川氏が語る2025年展望 スターダム旗揚げ時とは「スケール感が違う」

東スポWEB / 2025年1月2日 6時9分

12・31の大みそか年越し興行も大盛況に終わったマリーゴールド

女子プロレス「マリーゴールド」のロッシー小川代表(67)が、今年の抱負を語った。昨年2月にスターダムのエグゼクティブプロデューサーを解任され、同5月20日に後楽園ホールで団体を旗揚げした。3日の大田区総合体育館大会で旗揚げから2度目のビッグマッチを開催する小川代表が、2024年を振り返りながら、今年の展望を激白した。

――2024年を振り返って

小川 昨年は選手、スタッフにとって人生の転換期だったんじゃないですかね。最初は7人だったけど、会見でアクトレスガールズを辞めた子たちがいっぱいきて、スキャンダルだらけだった。だからこそ注目はされたんですよね。マリーゴールドに来てマイナスだった人はいないと思う。

――スターダム旗揚げ時との違い

小川 スケール感と規模が違う。スターダムの時は資本金100万円で会社をつくって、新人ばっかりだったから新木場で旗揚げして、月に2回しか新木場で大会をやってなかった。マリーゴールドはジュリア、林下詩美、高橋奈七永っていう女子プロレス大賞を受賞した人が3人も最初からいましたから。コツコツ積み上げてきたんじゃなくて、資本金1000万円で始めて、いきなりある程度の位置に行ってしまった。それだけの覚悟ある団体になった。

――旗揚げから半年で2回目のビッグマッチ

小川 大田区は2024年度の集大成であり、2025年の幕開け。終わりと始まりの大会ですね。

――注目の山岡聖怜がデビューする

小川 スーパールーキーっていう名を付けられる選手はなかなかいない。本人もプレッシャーはあるだろうけど、彼女はそれを乗り越えられると思ってる。競技をやってきた選手が入ることで、女子プロレスが馬鹿にされないですからね。林下詩美以来の逸材なんじゃないかなと。

――聖怜への期待は

小川 最終的にこの業界の第一人者になってほしい。まだ18歳で第一人者は若すぎるけど、昔の女子プロレスはもう20歳すぎにはトップっていうのは普通だった。ビューティーペアはもっと若かったからね。20歳の時にはトップクラスになってほしいな。できたらね、姉妹でやってほしいですよね。大田区には解説で来るので、妹の活躍で(姉でアイドルの雅弥さんも)そこで刺激を受けるかもしれないね。

――高橋奈七永も5月に引退を表明した

小川 元々、引退を見据えてきてたから、別に引退すること自体は驚きはしないんだけど。奈七永には思い出に浸ることなく、現在進行形で引退してほしい。キャリアの長い選手は、思い出に浸りたい人が多いんですよ。マリーゴールドにいるってことは、今の最前線を争っているってことだから、奈七永には豪快に散ってほしい。私自身もいつまでやってられるのかっていうのは、自分の命との戦いもあるので。まだまだ頑張らないといけないと思ってますよ。

――今年の目標

小川 2年目のジンクスじゃないけど、2年目でガクッと落ちることが多いから、マリーゴールドはさらに上がっていきたい。スターダムの時は2年目の時に、KAIRIとか他にも4人ぐらい新人がデビューして、当時は新木場が何週間も満員だった。スケール感は違うけど。まあ、また皆さんに朗報をお届けできるようにしていきます。

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