【箱根駅伝】中大の３区・本間颯が区間賞 将来の夢は「五輪でメダルがとれる選手に」

３区、サングラスを外して中継所を目指す中大・本間颯（代表撮影）

第１０１回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝、２日＝５区間１０７・５キロ）の３区で、中大の本間颯（２年）が区間賞の快走を見せた。

１区の吉居駿恭（３年）が大逃げで２位に約１分３０秒差をつけると、２区でも首位をキープ。藤原正和監督が「吉居がいい形でスタートしてくれた」と明かすように、最高の形で３区にタスキをつないだ。

創価大、青学大が猛追する中で、本間は焦ることなくレースを展開。１時間００分１６秒で４区にタスキをつないだ。レース後には「本当に気持ちよかった」と笑みを浮かべた上で「学生トップ、日本トップのランナー、五輪でメダルがとれる選手になりたい」と力強く語った。

藤原監督は３区途中の段階で「ここまで来たら往路優勝と言いたいが、挑戦者なのでとにかく楽しんでほしい」とニヤリ。勝負の５区を前に、古豪が箱根路で存在感を見せている。