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【宇都宮競輪】池羽所長はエンタメ化の必要性を力説 場内に〝ダンススペース〟設置

東スポWEB / 2025年1月2日 14時9分

宇都宮競輪場の池羽満所長が競輪場の魅力を語った

栃木県にある宇都宮競輪場でガールズケイリンGⅠ「第1回女子オールスター競輪」(8月8~10日)がナイター開催で行われる。宇都宮市経済部公営事業所の池羽満所長に競輪の魅力とこれからの競輪界を聞いた。

――競輪界ではミッドナイトや、ナイター開催が盛り上がっている

池羽 ミッドナイトは安定的な経営には必要不可欠。売り上げもいいし、経費も少ない。若い人たちは仕事をなさっているので、昼は来場できない。

――いろんな形が必要

池羽 来場、という意味ではナイターも重要だと思っていて、増やす計画です。だからといって今来てくださっているお客さまも大事なので、そうした方々へのファンサービスもしっかりしないといけない。毎日来てくださっている方もいて、本当に熱心な…。そういう方をないがしろにしたら競輪場はない、と思っています。

――いろんな世代へのアプローチを

池羽 ナイターってキレイじゃないですか。モニターや照明で明るくて。カップルにデートで来てもらえる場所になるといいなと。

――池羽所長が感じる競輪の魅力とは

池羽 24年の4月から所長になったのですが、やはり本場でレースを見るとスピードと迫力を感じますよね。ぜひ、競輪場に来てみてほしいと思っています。

――車券投票も

池羽 車券の買い方も興味深くて、単純なギャンブルじゃないんですよね。例えば予想のために東京スポーツを見て予想する場合だと、東京スポーツという参考書をもとに考えて解答を自ら導き出す。頭脳の戦いなんですよね。それで的中すればまた喜びは大きいわけですし。

――これからの競輪界

池羽 他の公営競技と比べると競輪は24年は良かったんですよね。これは夢の話ですけど、競輪場が単なる公営競技の場ではなく、エンターテインメントの場になるべきだろう、と。

――大きな構想を

池羽 JRAは素晴らしい施設を造っていますよね。家族連れで来ても、食事しても、体験イベントでも楽しめる。なかなかそれはまだできていない。

――競輪場の挑戦

池羽 防府競輪場では隣に公園を併設し、BMXがあったりと、ああいう施設があるとお客さまは喜んでくれるんですよね。

――宇都宮競輪場の敷地も有効活用を

池羽 宿舎の整備もあるので、この先になっていくと思いますが、収益を重ねていくとやっていきやすくなります。新規顧客獲得のために、センタースタンドの3階があまり使われていなかったんですが、ダンスの床材を敷いてダンススペースを作ったんです。

――ダンスは世界的に流行している

池羽 ダンスは練習場が少ないというニーズがあったので。ぜひ、利用していただきたいです! ブレイキンの床で作っているんですよ。

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