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【箱根駅伝】青学大に新〝山の神〟誕生 往路Vの立役者・若林宏樹は「東海オンエア」と共演熱望

東スポWEB / 2025年1月2日 16時14分

新〝山の神〟になった若林宏樹

〝若乃神〟が〝山の神〟になった――。第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2日=5区間107・5キロ)、前回大会覇者の青学大が5時間20分01秒で2年連続7度目の往路優勝。5区の若林宏樹(4年)で逆転に成功した。2位には古豪・中大が1分47秒遅れで入った。早大は5区の工藤慎作(2年)の快走で3位。大学駅伝3冠が懸かる国学院大は5分25秒遅れの6位と苦しい船出となった。

若林が現役生活最後のレースでドラマをつくった。1区から首位を維持する中大と45秒差でタスキを受けた若林は、軽やかなピッチでライバルを猛追。9・6キロ付近で捉えると、最後まで勢いは衰えなかった。区間新記録となる1時間9分11秒で芦ノ湖のゴールに飛び込んだ勝利の立役者は「最高に気持ちよかった。大満足の記録です。この箱根駅伝が競技生活の最後になるので、存分に楽しんでやろうと思って走った」と声を弾ませた。

若林にとって山上りの5区は特別な舞台だった。「入学前から憧れを持っていた。〝山の神〟になりたいと思って取り組んできた」。1年時は区間3位、3年時は区間2位とチームの優勝に貢献したが、主役の座は他選手に奪われた。「5区で区間新記録を出す。最後の山上りなので、最高の笑顔で終わりたい」と挑んだレースで有言実行のパフォーマンスを披露。これには原晋監督も「初めて総合優勝した時(2015年大会)も神野(大地)が46秒差でスタートして逆転した。その時の再来かなと。(若林は)3回目の上りなので、ペース配分も含めてしっかりと走ってくれた」と大絶賛だった。

今大会は「あいたいね大作戦」を発令。若林はユーチューバーグループ「東海オンエア」の大ファンで、活動拠点である愛知・岡崎市を聖地巡礼したこともあるという。「一度お会いしたいなというふうに思っている。一緒に1500メートルのゲームをしたい」とにっこり。共演の実現には総合優勝が必須。若林の夢は復路(3日)を走る仲間たちに託された。

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