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【箱根駅伝】東洋大 苦戦続きも9位で復路へ…20年連続シード権奪取のカギは「出だしの6区」

東スポWEB / 2025年1月2日 19時39分

平塚中継所でタスキをつなぐ東洋大3区の迎暖人(左)と、4区の岸本遼太郎(代表撮影)

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2日=5区間107・5キロ)の往路で、抜群の安定感を誇る東洋大は〝アクシデント〟にも必死に耐え抜いた。

今大会は20年連続のシード権奪取が懸かる一戦だが、酒井俊幸監督がエースに指名した主将・梅崎蓮(4年)と石田洸介(4年)が当日変更で欠場。梅崎はアキレス腱に痛みを抱えており、1日に2区から外すことを決めたという。酒井俊幸監督は「2区を走り切れるか不安だということだった。突発性のものだったので、何とか走れないかなと様子を見たが、難しいと判断した」と経緯を明かした。

1区を出走予定だった石田も「アキレス腱の痛みで思うような練習ができなかった。今回は厳しいと判断した」と小林亮太(4年)に変更。1、2区は苦戦を強いられたが、4区の岸本遼太郎(3年)が区間3位の好走で順位を7つ上げ、シード権内の9位に浮上。そのまま9位で往路を終えた。

この日は4選手を当日変更で起用。「4人替えはほとんどないこと。私も初めて。2区のエースを当日変更したのも初めて」と厳しい表情を浮かべながらも「急きょ変更した選手たちで、よくシード圏内で持ってきてくれた」と感謝を口にした。

シード権外の11位・東京国際大とはわずか41秒差。シード権死守へ「復路も混戦になると思うので、出だしの6区でしっかりリズムに乗って、接戦をしっかり競り勝ちたい」と力を込めた。

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