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【箱根駅伝】2位の駒大・藤田監督 大会新記録での復路優勝に「間違いなく来年につながる結果」

東スポWEB / 2025年1月3日 16時54分

車から声をかけつづけた藤田敦史監督(代表撮影)

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が3日に行われ、駒大は10時間44分7秒で2位だったが、名門の意地を見せた。

復路を4位でスタートするも、6区の伊藤蒼唯(3年)が区間2位と好走。当日変更で入った7区のエース・佐藤圭汰(3年)が1時間0分43秒の区間新記録を樹立するなどして猛追した。

総合優勝には届かなかったが、連覇した青学大を上回る5時間20分50秒の新記録で復路優勝。藤田敦史監督(48)は「往路で思ったよりいい順位がとれなくて(首位との)タイム差もある中で、復路でどういう戦いができるかが、来年につながる1つのポイントになると思っていた。この復路優勝は、間違いなく来年につながる結果だと思う」と納得の表情を浮かべた。

佐藤は今季、右恥骨のケガの影響で出雲駅伝、全日本大学駅伝に出走できなかったものの、箱根路で圧巻の走りを見せた。藤田監督は「実際はまだ7、8割しか(状態が)戻ってないところがあったので、大丈夫かなと心配しながら見ていたけど、走っている姿を見たら私の杞憂に終わった。彼の走りに私自身もすごく勇気をもらった」。来季につながる復路優勝となりそうだ。

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