デーブ・スペクター氏 悔しいけど?NHK紅白を絶賛 「オールドメディアの勝利」と評した理由
東スポWEB / 2025年1月4日 5時9分
テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が昨年大みそかに放送された「第75回NHK紅白歌合戦」をはじめ各局の年末特番をジャッジした。毎回、紅白にツッコミを入れるのが恒例となっているが、今回は「オールドメディアの勝利」とまさかの絶賛。その言葉の真意とは?(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
【デーブ・スペクター氏の大みそか特番総チェック(前編)】
デーブ氏は開口一番「今回は驚くぐらい良かった。なんでこの人が出てるの?というのはもちろんあったけど、圧倒的に素晴らしいアーティストと演出がよかった。近年見たことがないぐらい完璧な紅白」とまさかの絶賛。
平均世帯視聴率は過去最低を更新した前年の31・9%から微増の32・7%でワースト2位。しかし「今はテレビ離れに加えていろいろなコンテンツもあるから(合格ラインと言われる)40%の壁は無理」と合格点を与える。
デーブ氏が成功の要因として挙げるのが「テレビの底力」。昨年、「オールドメディアの敗北」というワードがトレンド入りし、テレビの存在感が薄れつつあるが…。
「民放のセットがチャチくなってるけどNHKの美術、セット、音響、構成、演出すべてが素晴らしかった。テレビの底力を見せてくれた」と感服。さらに「ツッコミたいから見る側面もあるんだけど、今回はでき過ぎててツッコむところがないよ。だからネットニュース的には物足りない(笑い)。そういう意味でもオールドメディアの勝利」と流行りの言葉に乗っかった。
話題となったのがB‘z。収録映像と思われたがVTRの最後に2人がステージに登場し生演奏するサプライズで会場を盛り上げた。「中継とかではやるけど、会場でサプライズはあんまりやらないから、アッパレ!だよね」
あまりのツッコミどころのなさに、デーブ氏のいつものジョークとダジャレも不調気味。大トリを務めたMISIAについて「本当に歌唱力がすごい。MISIAを超えるのはミーシャインポッシブル(※mission impossible)だよ」と渾身のダジャレを放つが不発に終わった。
ここ数年は若い視聴者を取り込むためSNSでバズったアーティストを出場させていたが、視聴者間の認知度の差が激しく選考に疑問符が付いていた。今回は、こっちのけんとやCreepy Nutsが出場し「本当にいいものだけに絞ったからよかった」と選考にも納得感があったようだ。
そして「年末番組ってハッピーになるためにある。今回の大成功で、その役割を果たした。よくやったよね」とお手上げ。デーブ氏節を封じるほどNHKの勝利だったようだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
紅白視聴率の瞬間最高は白組優勝の瞬間35・9%、B’z「ウルトラソウル!」締めは34・3%
日刊スポーツ / 2025年1月7日 5時30分
-
大好評で終わった紅白歌合戦 NHK放送100年の2025年…カギ握る「STARTO社」と「トリ問題」
東スポWEB / 2025年1月4日 5時9分
-
デーブ・スペクター氏 年末特番でフジテレビを〝最低評価〟「勝負をするのをやめてる感じ」
東スポWEB / 2025年1月4日 5時9分
-
2024年『紅白歌合戦』名場面ランキングベスト5! 「Number_i」「星野源」……1位は?【元テレビ局員が選ぶ】
オールアバウト / 2025年1月1日 18時30分
-
観客も全く知らされていなかったB’zの紅白サプライズ演出 会場ギャアアア!からの「ウルトラソウルジャンプは客が自動でやってた」
まいどなニュース / 2025年1月1日 17時50分
ランキング
-
1フジテレビ・木下康太郎アナが電撃退社していた、1年前から米国留学中も新たな道へ 局も「退社は事実」と回答
NEWSポストセブン / 2025年1月8日 15時43分
-
2人気競馬中継の“新MC”にネット驚き「えぇ!」「まさかの」「予想外」「びっくり」11日に初登場
スポーツ報知 / 2025年1月8日 15時55分
-
3好きな男性アナ“圏外”アナが意気消沈 直後のニュースかみまくり…「圏外がお伝えしました」
スポニチアネックス / 2025年1月8日 17時37分
-
4松屋の新メニューがやばい!? 「食べ方の正解あるの?」「本格的すぎる」でSNSトレンド入り
よろず~ニュース / 2025年1月8日 19時0分
-
5心配される「浜辺美波の無駄遣い」“福田組”の最新映画公開前から指摘される“既視感”の正体
週刊女性PRIME / 2025年1月8日 16時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください