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【新日本】内藤哲也〝一度きり〟撤回 高橋ヒロムとの再戦に条件「のんびりしてるヒマはないですね」

東スポWEB / 2025年1月5日 6時4分

敗れた弟子の高橋ヒロム(左)は「最初で最後」を貫く構えだが、師匠の内藤哲也は…

新日本プロレスの年間最大興行「レッスルキングダム19」(4日、東京ドーム)で、内藤哲也(42)が高橋ヒロム(35)との師弟対決を制した。2020年3月の大田区大会で決定しながら、コロナ禍の影響で中止となっていたファン待望のドリームマッチは師匠に軍配。戦前から「最初で最後の一騎打ち」と言われてきた2人のシングルマッチだったが、内藤は〝最高の舞台〟での再戦の可能性に言及した。

互いの手の内も性格も知り尽くした師弟対決は、一進一退の攻防が続いた。おきて破りのデスティーノからTIME BOMBⅡを浴びた内藤だったが、師匠の意地で3カウントは許さない。最後はバレンティアからのデスティーノで勝利を収め「彼は新日本プロレスのトップレスラーだよ。いや日本中、世界中のトップだよ。そんな選手にプロレスを教えられたこと、俺の誇りだね」とヒロムをたたえた。

ついに実現した2人の試合はヒロムの言葉を受け「最初で最後の対決」と銘打たれていた。ヒロムも試合後に改めて「俺はもう、あなたと戦うつもりは一切ない。内藤哲也の強さを超えられなかった。それで構いません。ただ内藤哲也の存在感をいつの日か必ず超えてみせます」とコメントした。

しかし、勝った内藤は再戦の可能性を否定はしなかった。取材に対し「勝ちはしたものの、悔しさはありますよ、俺の中で。負けたヒロムは俺以上に悔しかったでしょうけど。シチュエーションもそうだし、あの時(2020年3月)ほどの期待感を集められなかったかなと思うので」と明かす。

「シチュエーション」という言葉は、東京ドームメインでの対戦がかなわなかったことを意味する。内藤は昨年10月までIWGP世界ヘビー級王座を保持していた。防衛を続けていれば、今大会メインでヒロムを挑戦者に迎えるプランもあっただけに、最高の舞台を整えられなかった悔いは残る。

「俺がずっと東京ドームのメインイベントを目指していたように、彼にもその経験をしてほしい。ベストは彼自身が頑張ることですけど、師匠の親心としては俺が連れて行ってあげたいなとも思うので。もしも次やる機会があるのなら、東京ドームのメインイベントで勝負したいですね。その時にはもっと大きな存在になってると思うし、なってもらわないと困るし」

そのためには内藤自身がIWGP戦線に再浮上することが必要不可欠だ。「時間には限りがあるわけで、5年後、10年後できるかって言われたらできないと思うので。一刻も早く俺自身がそのシチュエーションをつくらないといけないかなと。のんびりしてるヒマはないですね」。新たな決意を固めた内藤が、再びヒロムと相対する日は来るのだろうか――。

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