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【巨人】阿部監督の配置転換は奏功するか 矢野打撃コーチが二軍へ〝異動〟で若手底上げへ

東スポWEB / 2025年1月6日 5時4分

二軍へ配置転換の矢野コーチ

配置転換は奏功するか――。阿部慎之助監督(45)率いる巨人はセ・リーグ連覇と悲願の日本一奪回へ新たなスタートを切る。

昨季はCSファイナルステージでDeNAに敗れる悔しい結果に終わり、今オフは大型補強も敢行した。加えて不可欠となるのが若手のさらなる底上げで、一軍打撃コーチから異動となった矢野謙次二軍打撃チーフコーチ(44)が大きなカギを握りそうだ。

2023年まで日本ハムでスカウト業務を担っていた矢野コーチは、阿部監督から誘いを受けて入閣。持ち前の明るさから試合中もベンチで声を張り上げてナインを鼓舞する姿が目立ったが、今季からは若手育成をテコ入れするべく川相コーチとともにファームへ配置転換となった。

この役割変更はチームに大きな変革をもたらす可能性がありそうだ。古巣である日本ハムの関係者は「矢野さんは二軍コーチ時代、日が暮れた後も居残り練習をする選手に最後まで付き合っていましたし、とにかく若手の『伴走者』に徹する人。今回の配置転換によって伸びていく若手選手も出てくるのでは?」と指摘。さらに「現役時代から若い選手との信頼関係を築くのがうまいですから。今ではウチで年長者となった松本剛だって全幅の信頼を置いているのが矢野さん。巨人のファームでもそういった新たな師弟関係が生まれると思いますよ」と太鼓判を押した。

実際に矢野コーチは巨人に復帰した直後、年末のオフにも精力的にジャイアンツ球場を訪れ、自主トレ中の選手たちを視察。野球協約にのっとって指導することはなかったが、春季キャンプに向けて状態の把握に努めていた。

「選手に呼ばれればどこへでも、いつでも行く気持ちでいますよ。指導者としてそれほどうれしいことはないんですから」と笑顔も見せていた熱い男が、今季はヤングGの育成に力を発揮しそうだ。

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