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映画「シュレック」のドンキーのモデルとなったロバのペリーが30歳で死亡

東スポWEB / 2025年1月6日 10時24分

ドンキーのモデルとなったペリー(インスタグラム@bpdonkeysから)

米映画「シュレック」のキャラクター、ドンキーのモデルとなったロバのペリーが1月2日に死んでいたことが分かった。30歳だった。米誌ピープルが5日、報じた。

ドンキーは主人公シュレックの相棒のロバで、米国ではエディ・マーフィ、日本語版は山寺宏一が声優を務めた。

そのドンキーの外見と動きのモデルとなったのは、小型のロバのペリーだった。米カリフォルニア州の「バロン・パーク・ドンキーズ」で飼育されていた。

飼育係ジェニー・キラトリさんは「ペリーは蹄葉炎と呼ばれるヒヅメの病気との長い闘病の末、安楽死させられました。彼は地域全体の一員でした。皆が彼の死を悼んでいます。多くの人が彼を知っていたのです」と語る。

ペリーは1997年に3歳で牧場に連れてこられたという。

キラトリさんは「彼はポロの馬に落ち着きを与える存在になるはずだったのですが、気性が荒かったのでうまくいかなかったそうです」と述べた。

そして、ドンキーのモデルとしてペリーが選ばれた経緯について、「シュレックのアニメーターの1人がバロン・パークの近くに住んでいて、奥さんを通じてペリーのことを知っていたんです。その後、アニメーターがドリームワークスのアニメーターのチームを連れてきて、数時間かけて動物を観察したんです。ドンキーの典型的な首をかしげるしぐさ、目を回す動き、弾むような歩き方の多くはペリーから受け継いだものだと断言できます」と明かした。

インスタグラムのバロン・パーク・ドンキーズの公式アカウントによると、ペリーの追悼式の計画は近日発表される予定だという。

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