山崎裕太「一人芝居」で魅せる!芸能界40年生き抜いた「人間力」 常に守った鉄の掟
東スポWEB / 2025年1月6日 11時34分
俳優の山崎裕太(43)が12日に40周年記念公演「~山崎裕太ひとり芝居~『赤ずきんちゃんのオオカミ』」の初演を迎える。「人生の大きなターニングポイントにしたい」と意気込む本公演は本人の気合が違う。芸歴40年という、大ベテランの芸能人と肩を並べる山崎が、芸能界の生き抜き方とともに本公演への強い思いを語った。
公演は誰もが知る童話「赤ずきんちゃん」をオオカミ視点から描いた物語。劇団5454の春陽漁介が手掛けた脚本をもとに作・演出から芝居まですべてを一人で担った。
3歳から芸能界に身を置いていた山崎がその長い芸歴で唯一未経験だったのが「一人芝居」だ。「ミュージカルに舞台にドラマ、主演やいろんな番手もやらせてもらいました。この先も続いていく芸能人生を考えて何か新しいことに挑戦しないといけないと考えた先にたどり着いたのが一人芝居でした」と記念公演のテーマの理由を語った。
もともとは35周年記念の公演での挑戦を予定していたが、新型コロナウイルスが蔓延。本番直前に中止となった。
「稽古の初日だったんですけど、帰りの車で『コロナが収まったらすぐに再演させてくれるのかな。できなさそうだな』って考えてしまって。それで家に着いて、ドアを閉めた瞬間に泣いている自分がいたんですよ。オレ、こんなことで泣くんだとある意味驚いて。40周年で絶対実現させると誓いました」
それからの5年間は常に「一人芝居」を見据えて活動してきた。強い思いを持ってすべての準備を進めてきただけに周囲との温度差に苦しんだ。「一人芝居にかける思いも、世の中に山崎裕太を発信するという思いも自分だけが強くて周りがついてきてないということも感じました。その気付きを通して、自分一人が良ければ良いものが作れるわけではないと再確認したというか。芸能界は特殊な世界だけど、一人の社会人として大切なことを再確認した5年間でした」と振り返った。
3歳から芸能界にどっぷりとつかってきた山崎にとって、芸能界とは人生そのものだ。しばしば起きる業界の不祥事には心を痛めている。
「芸能人なんて何万人もいるけど、どうしても少数のやらかした人が目立って、『芸能界の闇』とか言われちゃう。薬物も傷害も、どの業界にもあることでしょう」と一部の人の過ちで、芸能界全体が一緒くたにされてしまうことを嘆いた。
自身も若い頃「やんちゃしていた時期はあった」と自省するが「人間力が大事」と早々に悟った。「人間的にクソな人がどんだけ芸事がうまくてももうダメなんですよ。瞬間的に評価されたって、やっぱりいなくなっていくんです。今までも散々見てきたし」
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