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石破茂首相 年頭会見で一転 与野党による〝大連立〟を否定「考えているわけではない」

東スポWEB / 2025年1月6日 19時49分

石破茂首相

石破茂首相は6日に伊勢神宮で開いた年頭会見で、立憲民主党や日本維新の会などによる与野党「大連立」について言及した。

石破首相は冒頭、「戦後80年の筋目の年だ。平和国家日本のあり方について国民と考える年にしたい」と抱負を述べたという。

〝政治とカネ〟の問題をめぐる企業・団体献金禁止法案には「年度末(3月)に向けて真摯に議論をし、成案が得られるよう務めていきたい」とした。

衆院小選挙区制比例代表並立制などをめぐる選挙制度のあり方には「約30年の現行制度の歴史を踏まえ、改めて党派を超えた検証が必要だ」と強調した。

また、田中角栄元首相が昭和時代に掲げた「日本列島改造論」、竹下登元首相の政府機関を地方に移転させる地方創生については「令和の日本列島改造と位置づける」と意気込みを語った。

元旦のラジオ番組で立憲などの野党と連立を組むことに「選択肢としてあるだろう」と述べていたことには「今の時点で(野党との)連立を考えているわけではない」と否定した。

昨年の衆院選で少数与党となった自民党の政権運営は容易ではなく、逆風を指摘する同党関係者もいる。

「最新のJNNの世論調査だと裏金問題に対する『政治的なけじめ』として8億円を寄付したことに85%の有権者が『けじめにならない』と答えています。党員はこのような党費の使い方を歓迎するのだろうか。なかなか大変な1年になりそうな気配です」

一方、立憲の野田佳彦代表はこの日、党本部で報道陣に対し、石破首相が大連立の可能性に言及していたことに「大連立を組む環境ではない。自民党に下野させて政治の流れを変えていくことがわれわれの目指すべき本道だ」と述べたという。

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