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AKB48グループ総監督・倉野尾成美 20周年イヤーに宣言「歴史をぶっ壊してやる!」

東スポWEB / 2025年1月8日 11時39分

完全リニューアルされたAKB劇場を紹介する倉野尾成美

節目の結成20周年イヤーに突入したAKB48。東京・秋葉原の劇場が完全リニューアルされ、新公演もスタートした。秋元康総合プロデューサーから“黄金期再来”を期待される中、48グループ総監督の倉野尾成美(24)にインタビューを敢行。倉野尾は「歴史をぶっ壊してやる!って感じが出てきた。もう歴史に潰されることはない」と言い切った。

――新劇場で新公演「ここからだ」公演がスタート

倉野尾 劇場も公演も新しくなって、私たち自身が「ここからだ!」と言わざるを得ないのを強く感じています。

――責任を感じながらも倉野尾さんの表情は明るい

倉野尾 そうですね。時代を築いてきた先輩方が卒業されて、ここ2、3年で多くのメンバーが加入して本当に新しく生まれ変わった。ずっと世代交代は言われてきたけど、いよいよ自分が一番上の世代になってきて、吹っ切れるしかないと言った方がわかりやすいかもしれません。

――少し前まで黄金期を取り戻さなきゃと、メンバーから悲壮感みたいなものを感じたが…

倉野尾 AKBには代表曲はいっぱいあるし、歌い継いだり歴史をつなぐことは大事。でも、やっぱりそれだけじゃ終わってしまう。自分たちの世代が生み出していくタイミングだからこそ、今は生き生きしちゃってるのかもしれないです。

――前田敦子さん、大島優子さんなどの名前を持ち出して比較されてきた

倉野尾 やっぱりオリジナルと比べられて、落ち込んでる時間も多かった。ただ、新劇場で新公演がスタートして…ある意味、歴史をぶっ壊してやる!って感じが出てきて気持ちいいぐらいです。私たちがどうにかして先に進むしかないし、もう歴史に潰されることもないのかな、と。まったく新しいメンバーになっていますし、私自身は今を面白いと思っています。

――秋元康さんは「ここからだ」公演に“ここから第2黄金期を迎える”の意味を込めた、と。新公演の会見では、倉野尾さんが「東京ドームを目指す」と、2014年以来となる夢の舞台への思いを明かした

倉野尾 総監督になって目標を掲げた方がみんなの気持ちが一つにまとまるかなと感じていました。ただ、軽はずみに言っていい言葉じゃない。どこかのタイミングで言おうと。スタッフさんみんなが新公演を大事にしているとビシビシ伝わってきて、ここで「東京ドームを目指す」と言わなきゃいけないと。公演のゲネプロで言いましたけど、公演前にメンバーと円陣を組んだとき「東京ドームという言葉を私はここで言おうと思います」と伝えました。メンバーみんなの視線が真っすぐで優しかったのを覚えています。みんなもそういう気持ちで劇場のステージに立ってほしいです、と言いました。

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