1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【広島】即戦力左腕・佐藤柳之介のポテンシャルは「伊藤将」+「成瀬」

東スポWEB / 2025年1月9日 6時4分

柔軟性を見せつけた広島・佐藤柳之介

広島のドラフト2位・佐藤柳之介投手(22=富士大)が脅威の柔軟性を披露した。

8日から広島・廿日市市の大野練習場で新人合同自主トレがスタート。ルーキー左腕は練習終了後に「部屋でも練習前、練習後も人一倍、時間をかけているかなと思っています」と切り出すと腰に手を当てながら両ヒジを体の前に出し、くっつけるようなポーズをとって肩まわりの柔軟性をアピールした。

本人いわく、小学生時代から水泳を習っていたことに加え、このポーズで日本ハムに在籍していた当時の大谷翔平投手(30=ドジャース)が肩甲骨や肩関節の柔軟性に神経を注ぐ映像を見て、より強く意識するようになったという。

それ以降も体の各部位の柔軟性にはこだわりを持っており、現在もドジャース・山本が自身のルーティンで行っているブリッジにも取り組んでいる。「自分でも柔らかさが武器だと思う」とも述べるなど、全身の柔軟性には徹底的に磨きをかけてきたようだ。

合同自主トレ初日を見守った担当の近藤芳久スカウトも「すぐに一軍で勝負できるだけの物は持っている」と太鼓判を押し、即戦力としての期待を隠さない。そして、次のようにも続けている。

「投球フォームも前を大きく、後ろをコンパクトにして投げられる。イメージで言えば(フォームの)前は伊藤将司(阪神)で、後は成瀬(善久=元ロッテ、現BC栃木)。故障にも強い投手と思っています」。持ち前の体の柔軟性を生かした投球フォームにより、最速148キロの直球は打者にとって「数字以上の体感スピードに感じられるだろう」としている。

かつてロッテの主戦として「招き猫投法」で活躍し、通算5度の2桁勝利を記録した成瀬や、1年目から先発ローテーション入りし、3年連続で防御率2点台を誇った阪神・伊藤将を彷彿とさせる鯉のドラ3ルーキー左腕。ハイレベルな鯉の先発陣の輪の中に割って入り込むだけのポテンシャルは、十分に持ち合わせているようだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください