ヘンリー＆メーガン妃の「４７億円豪邸」に山火事迫る 電力遮断も検討

ヘンリー王子とメーガン妃（ロイター）

ヘンリー王子とメーガン妃のモンテシトの邸宅が、大規模な山火事の脅威にさらされている。英紙ミラーが８日、報じた。

米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の高級住宅地で７日に発生した山火事は鎮火の気配を見せておらず、これまでに少なくとも５人が死亡、１０００棟以上の建物が焼失したとみられている。当局は１０万人超に避難命令を出している。

２０２０年からヘンリー王子夫妻が暮らしているモンテシトの邸宅も「高火災リスク」の対象となっており、火災が地域を壊滅させ続けていることから、電力会社が警告を発している。

この地域の主要な電力供給業者の１社は「レッドフラッグ警報と山火事の危険性の高まりにより、サンタバーバラ郡の一部で公共安全電力遮断（ＰＳＰＳ）を検討している」と述べた。同社の広報担当者は「モンテシトを含む地域の影響を受ける顧客にこのニュースが連絡される」と発表している。

そのため山火事が続く間、ヘンリー王子一家が、自宅を離れてより安全な場所へ移動しなければならない可能性も出てきたという。ロサンゼルスでは、モンテシトと似たような裕福な地区であるパシフィック・パリセーズが強い山風により火事が激化したため、すでに３万人に避難命令が出されている。

ヘンリー王子夫妻はこの邸宅を１１８０万ポンド（約２３億１０００万円）で購入したが、ほぼ５年の間にその価値は天文学的な額にまで上昇した。現在、その価値は２３８０万ポンド（約４７億円）と報じられたばかりだった。これは購入時に支払ったとされる金額の約２倍となる。

山火事は急速に広がって制御不能に陥っており、ハリウッドのセレブらを含む数万人が避難命令を受けている。ヘンリー王子夫妻の邸宅に被害が及ぶ前に鎮火を祈るばかりだ。