【新日本】ＩＷＧＰ実行委員会がＫＯＰＷ封印を正式決定 昨年覇者グレート―Ｏ―カーンの提案を受け

ＫＯＰＷ王座封印を宣言したグレート―Ｏ―カーン

新日本プロレスのＩＷＧＰ実行委員会は９日、ＫＯＰＷ王座を封印することを正式に決定した。

同王座は２０２０年７月にオカダ・カズチカ（現ＡＥＷ）の提唱により新設された。試合に挑むレスラーが互いにルールを提案し、ファン投票で過半数を得た方が採用されるという変則的なタイトルマッチで人気を博してきた。設立当初はタイトル保持者にトロフィーが授与されていたが、２０２３年からは２２年覇者・鷹木信悟の提案によりベルトが新調されていた。

ＫＯＰＷを巡っては２４年覇者のグレート―Ｏ―カーンが昨年１２月２２日の後楽園ホール大会で封印を宣言。毎年１月４日東京ドーム大会で恒例となっていたＫＯＰＷ争奪ニュージャパンランボーは、ＩＷＧＰ世界ヘビー級王座挑戦権争奪ニュージャパンランボーへとリニューアルされていた。

新日本プロレスは王座封印に際し「これまでファン投票やご観戦などを通じ、ＫＯＰＷにご支援いただいた皆さまに改めて感謝申し上げます」とコメントしている。