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CIAの極秘洗脳実験「MKウルトラ計画」の詳細が国家安全保障アーカイブで公開

東スポWEB / 2025年1月9日 15時54分

「MKウルトラ計画」が行われたカナダのモントリオールにあるアラン記念研究所(国家安全保障アーカイブから)

CIA(中央情報局)史上、最も悪名高く虐待的な洗脳実験「MKウルトラ計画」に関する1200件以上の記録が先日、国家安全保障アーカイブで公開された。米メディア「アンエクスプレインド・ミステリーズ」が8日、報じた。

CIAは1953年から1973年まで、マインドコントロールと心理操作に関する秘密の実験を行っていた。アーカイブによると20年間続いた実験は「薬物、催眠、隔離、感覚遮断、その他の極端な技術を用いた恐ろしい実験を被験者(多くは米国市民)に対して実施したが、被験者は自分たちに何が行われているのか、あるいはCIAの実験の一部であることに気づいていないことが多かった」という。

後に米紙ニューヨーク・タイムズがこの計画を暴露すると、CIAは職権乱用で告発され、その行為は人権侵害として非難された。

新しいアーカイブで特に注目すべきは、CIAが「尋問チーム」を設立し、個人の洗脳に「ポリグラフ、薬物、催眠術」を使用するという文書や、連邦刑務所の囚人に精神を変える薬物を大量に投与して何が起こるかを調べる秘密の実験に関する文書だ。

アーカイブは「これは秘密に関する物語であり、おそらくCIAの歴史上最も悪名高い隠蔽工作である」と記した。

「数十年にわたって数え切れないほどの虐待が組織レベルでも個人レベルでもほぼ完全に免責されてきた歴史でもある。それは敵のエージェントの尋問や戦時中ではなく、刑務所病院、依存症クリニック、少年院内での通常の治療中に行われ、多くの場合、行動科学分野のトップクラスの人物が主導していた」と明かしている。

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