名門・早大15年ぶり総合Vの現実味は?カギ握る〝スーパールーキー〟【検証・箱根駅伝#4】
東スポWEB / 2025年1月10日 6時8分
正月の風物詩として今年も注目を集めた東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、話題となった各校を検証する短期連載全6回の4回目は早大を取り上げる。
13回の総合優勝を誇る早大は7年ぶりのトップ5入りとなる総合4位に食い込み〝名門復活〟のたしかな兆しを見せた。
往路で1区の間瀬田純平(3年)が4位、3区の山口竣平(1年)が区間3位と好走。そして5区で〝山の名探偵〟と脚光を浴びた工藤慎作(2年)が区間2位の力走で、チームを往路3位に押し上げた。
復路では国学院大に逆転されたが堂々の4位。花田勝彦監督(53)は「〝うれしい4位〟じゃなくて、みんなが悔しいと思えるところまでチームが上がってきたのは成長を感じる内容だった」と強豪の一角に食い込める手ごたえを口にした。
その上で、2011年大会以来遠ざかっている総合優勝に向けて「優勝争いをするためには(選手が)どんな状況でも、自分で判断して走れなきゃいけない。10区間で運営管理車から監督が選手を励ますけど、私の理想は何もアドバイスせずに、ただ見ているだけというか。そういう選手が10人いるのが理想」とVチームの条件を挙げる。そして早大の現状は「半分はそろったので。その半分をこれからの1年でつくっていきたい」。今後の強化次第で来季15年ぶりのV奪回は十分可能というわけだ。
その根拠は〝スーパールーキー〟たちの加入だ。4月には、昨年末の全国高校駅伝1区で日本人最高タイムで区間賞を獲得した鈴木琉胤(るい、千葉・八千代松陰)や、3区区間賞の佐々木哲(長野・佐久長聖)など超有望株が入学する。伸びしろは無限大の早大が打倒・青学大の筆頭候補になってもおかしくない。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
駒大 1年生2人起用で総合2位の〝価値〟 大八木総監督「育成もやっていかないと…」【検証・箱根駅伝#2】
東スポWEB / 2025年1月8日 6時14分
-
【箱根駅伝】総合4位の早大・花田監督「怖いと言われたことがない」スーパールーキーと打倒・青学大へ
スポニチアネックス / 2025年1月3日 17時37分
-
青学大が総合2連覇、駒大2位 第101回箱根駅伝
共同通信 / 2025年1月3日 13時49分
-
箱根駅伝、青学大2年連続往路V 7度目、中大2位・早大3位
共同通信 / 2025年1月2日 14時52分
-
【箱根駅伝】国学院大「初優勝で3冠」なるか…阻むのは経験値高い青学大か、それとも駒大か? 元早大監督が読む
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月1日 9時26分
ランキング
-
1ヌートバー、年俸合意ならず調停へ…米報道 球団は複数年模索、交渉継続は可能
Full-Count / 2025年1月10日 8時10分
-
2卓球・早田ひなが3回戦へ スターコンテンダー・ドーハ
共同通信 / 2025年1月10日 10時24分
-
3佐々木朗希が大谷やダルを"排除”…交渉で選手同席を不可にした「本当の理由」とは
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月10日 11時41分
-
4大谷翔平「3年連続MVP獲得」に“立ちはだかる壁”。二刀流復帰で成績が激変する今年の“活躍のカギ”は
日刊SPA! / 2025年1月10日 8時54分
-
5ゲレーロJr.、45億円合意で“大谷超え”ならず 史上3人目の快挙逃す…米報道
Full-Count / 2025年1月10日 9時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください