元メッツ〝暴言投手〟のナショナルズ入りにＮＹメディアが反応「昨季、悪名を馳せた」

元メッツのリリーフ投手ホルヘ・ロペス（ロイター＝USA TODAY Sports）

元メッツの〝暴言投手〟のナショナルズ入りに、ニューヨークメディアが反応した。

１１日（日本時間１２日）、ニューヨークポスト紙（電子版）は「ナショナルズが元メッツのリリーフ投手ホルヘ・ロペスと契約」との記事を配信した。

同記事は「野球界で自称『最悪のチームメイト』が新しいチームに移籍した」と書き出すと、昨季メッツとカブスでプレーしたプエルトリコ出身右腕ロペスの新天地への移籍を報じた。

実はロペスは昨季、大騒動を巻き起こしていた。「メッツ在籍中の昨季、悪名を馳せた。右投げのリリーフ投手であるロペスは、まず５月のドジャース戦でチェックスイングの判定に異議を唱えて退場処分を受けた後、スタンドにグラブを投げ入れた。次に自らを『ＭＬＢ全体で最悪のチームメイト』と呼んだことで、物議を醸した」と経緯を説明した。

ロペスはその試合で大谷に本塁打を献上すると、フリーマンの打席でハーフスイングがとられなかったことで大暴走。スペイン語が母国語のロペスの試合後の発言にメディアも確認作業に追われた。同紙は「メッツが『最悪のチーム』だと言ったのかと問われたロペスは、『ああ、多分そうだね。そう見えたよ』と答えた」とした。その日のうちにメッツはロペスとの契約を解除した。

その後、カブスに移籍し右腕はシーズンを終えた。「ロペスはナショナルズと３００万ドル（約４億７４００万円）の契約とインセンティブを結んだ」と同紙は記した。