【阪神】新加入の畠世周が自主トレ公開 佐藤輝明＆糸井嘉男氏との〝近大会〟勢力拡大に意欲

自主トレ終了後、報道陣の取材に応対した畠世周

昨年１２月の現役ドラフトで巨人から阪神に入団した畠世周投手（３０）が１２日に兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で自主トレを公開。ランニング、キャッチボール、ウエートトレーニングなどで午前中からみっちりと汗を流した。

前日１１日に同球場を初訪問した際には、関係者用入り口の場所が分からず施設内で〝迷子〟になってしまったという右腕。屈託のない天然キャラは笑いの本場・関西でも人気を集めそうだ。この日はブルペンにも入り、捕手を座らせた上での投球練習も行い「傾斜の感覚に慣れることと出力の具合を確認した」とのこと。「自分はアピールしなければならない立場。キャンプインへ向けて焦ることなく準備していきたい」と爽やかな笑顔を浮かべた。

チームの主砲・佐藤輝明内野手（２５）は近大野球部の４学年下の後輩。同球団ＯＢで現在はスペシャルアンバサダー（ＳＡ）を務める糸井嘉男氏（４３）も同大野球部の大先輩だ。糸井ＳＡは２月１日から始まる春季沖縄キャンプへの参加も決定しているだけに「糸井さんと佐藤輝の３人でメシ会なんてのも？ 誘われなかったら寂しいっすね（笑い）」と〝近大会〟の勢力拡大に意欲を示した。

当面の目標は一軍定着。チームからは既に中継で起用する方向を示されているだけに「５０試合登板を目標に頑張りたい」と新天地での飛躍を誓った。