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【ボートレース】門田栞 中田元泰への弟子入りは「クビになるって言われて…香川支部の全先輩のレースを見た」

東スポWEB / 2025年1月13日 11時8分

ロングインタビューに応じた門田栞

【女子ボートレーサー・インタビュー 門田栞(24=香川)前編】

――昨年12月にはGⅢクイーンズクライマックスシリーズに初参戦

門田 年末のレースは初めてでしたけど、特に普通の女子戦だなって感じで行きました。ただ、全部のレースが普段の特賞みたいなメンバーですよね。だから初戦は緊張しました。私もカメラに映ってるじゃん!みたいな。こんなすさまじいメンバーの中で走れるなんて、思っていなかったです。

――PGⅠクイーンズクライマックス組12人の戦いを目の当たりにして

門田 トライアル12人のレースを見て、11Rと12Rの1回走りにかける思いと緊張感がすごかったです。シリーズとトライアルは緊張感が違いました。自分に足りないものも、目に見えて分かりました。まだまだ遠いけど、ちょっとずつ近づいていけたらいいですね。

――2022年5月にデビューして2年8か月。ここまでのレーサー生活を振り返って

門田 今のところレーサーになって良かったと思えたことはないんです。悔しい気持ちとか、反省する気持ちばっかりです。

――課題は

門田 今の一番の課題は5コースの攻め方ですね。手前で向けることと、スピードを持って回ることの両方が大事だと思うんですけど、そのどっちかしかできてないですね。ちゃんとスピードを持って行きたいところにいかないと…。よく自分では「メリハリのあるターン」って言ってるんですけど、そんなターンをできるようになりたいです。

――2025年前期適用の級別審査期間(2024年4~10月)に22勝をマーク。前の期の3勝から大きくジャンプアップした

門田 22勝しかしてないのかぁ~、って思います。その前の3勝とかと比べたら頑張ったと思いますけど、もっと勝ちたいです。たぶん今は経験を積んでいる時なんでしょうね。今のターンからもっと質を高めていきたいです。最近はターンマークがうまく見えてないので、ターンマークをしっかり回りながら握るレースをしていきたいです。レース間隔的にも今は毎月休みなくレースできているから、F休みだけは本当に嫌ですね。

――好きなコースは

門田 まだないです。ただ、4、5、6コースは1、2、3コースより走っているので、ダッシュ経験は積めていると思います。

――憧れのレーサーは

門田 それはもう師匠の中田元泰さんです。

――中田選手を師匠に選んだ理由は

門田 今も私は下手ですけど、デビュー当時は本当にめちゃくちゃ下手で…。いろんな人から「このままじゃクビになるよ」って言われてたんです。自分の中では「もうちょっとしてから、師匠を考えよう」と思っていたんですけど、みんなにそう言われてからすぐに香川支部の全先輩のレースを見たんですよ。一番上の山川美由紀さんから順番に全部見ていった時に、元泰さんが江戸川で何連勝もしていた。あの荒れ水面の中で基本旋回して、ずっと1着を取って優勝したんですよ。それを見て「うんま!」って思って弟子入りを志願しました。まだ水神祭する前に弟子入りして、最初に「1着取りたいです」って伝えてからは、1着を取るための指導をしてもらいました。今はA級に行くために、いろいろ教えてもらってます。

――師匠の指導は

門田 走り方で分からないことがあったら、聞きに行くことが多いですね。リプレーを見たら自分の走りでダメだったところとかは分かるんですけど、リプレーを見ても分からなかった時に聞きに行きます。そのためにもリプレーのカメラに映れるように頑張ってます。映らないと教えにくいと思うので…。

――師匠の存在は大きい

門田 やっぱり見てくれているのは大きい。師匠にもっと教えてもらうためにも、いい着を取り続けたいです。走り方のすり合わせをしてくれる、本当に大きな存在です。走り方以外ではメンタルのアドバイスももらってます。メンタルのアドバイスの内容は…。秘密です。そこは企業秘密ってことでお願いします(笑い)。

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