【スターダム】ワールド王者・上谷沙弥 鈴季すずとのＶ１戦を２・２後楽園に指定

上谷沙弥(右)に差し出された靴に噛みつく鈴季すず

女子プロレス「スターダム」のワールド王者・上谷沙弥（２８）が、Ｖ１戦を２月２日の東京・後楽園ホール大会に指定した。

昨年末の両国大会で同王座を奪取した上谷だったが、今月３日の有明大会で鈴季すずにピンフォールを奪われ同王座への挑戦を表明されていた。１３日の後楽園大会では同じ極悪軍団「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．（ヘイト）」の吏南、稲葉あずさと組み、鈴季＆スターライト・キッド＆天咲光由と激突。

リング上で対峙すると上谷らが奇襲攻撃を仕掛けペースを奪い、客席に投げ込んだ。その後、リングに戻ると、鈴季と激しいエルボー合戦が勃発。激しい火花を散らすと、最後は自軍のあずさが天咲に姉超（ランニングニー）を叩きこみ３カウントを奪った。

試合後マイクを持った上谷は「おい、すず。（ワールド王座戦）やりたいんだよな？ 野生の血が騒ぎまくってるお前とやれるのこっちとしてもおいしいし、たまんないからさ。来月２日、ここ後楽園ホールで赤いベルト（ワールド王座）やろうよ」と提案。さらに「お前しもべなんだろ？ じゃあここでひざまずいて、足をなめろ」と女王様キャラ全開で足を差し出した。

すると鈴季に足をかみつかれ「お前足臭いぞ！ なに後楽園？ いいじゃん。私はいつだって準備万端なんだよ。後楽園は格闘技の聖地、神聖な場所だ。そんな場所に立つんだったら、そのくせえ足しっかり洗ってこいよ！」と吐き捨てられ王座戦が決定的になった。

これまで多くのビッグマッチのメインイベントを飾ってきた同王座戦。上谷の提案が採用され王座戦が正式決定すれば、スターダムの後楽園大会で行われるのは２０２１年１月１７日「王者・林下詩美ＶＳ挑戦者・舞華」以来、約４年ぶりとなる。