佐々木朗希〝争奪戦〟から脱落のヤンキース「次は村上宗隆だ!」の怪気炎=米報道
東スポWEB / 2025年1月14日 12時43分
ポスティングシステムでMLB移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の最終候補がドジャース、パドレス、ブルージェイズに絞られ、いち早く交渉に乗り出していたヤンキースは〝脱落〟した。
佐々木のポテンシャルに心酔し、キャッシュマンGM自ら千葉に足を運ぶなど猛烈なアピールと長期にわたってデータ集積を重ねてきたが、熱意は実らなかった。
米メディア「デーリー・ニュース」は日本人選手が東海岸の名門を回避する傾向について「佐々木は厄介な傾向を継続している。ピンストライプの伝統がアメリカで無視され、海を越えて日本にも…。伊良部秀輝、松井秀喜はヤンキースを選んだが、2014年の田中将大以来、太平洋を渡ってきた有力選手は選んでいない。大谷は交渉の席すら与えられず、山本もドジャースを選んだ。ヤンキースはもはやMLBで安定した勝利や賞金を提供できる唯一のチームではない」と憂慮している。
今オフはFAの超目玉フアン・ソトに続いて意中の選手獲得に失敗したが、同メディアは悲観していない。1年後にMLBに挑戦すると見られるヤクルト・村上宗隆が次のターゲットになるとし「ボンバース(ヤ軍)にぴったりだ。この左打者は7シーズンで241本塁打を記録している。ヤンキー・スタジアムでの彼のスイングはキャッシュマンとその仲間たちにとって夢の実現だ」と期待した。
今オフはカージナルスからFAのゴールドシュミットと単年契約したが、37歳と全盛期の活躍は見込めず「言うまでもなく、ヤンキースは一塁に穴を抱える。ゴールドシュミットが1年のつなぎとして契約された」と正一塁手として迎え入れる流れになると見ている。名門が失地回復できるか。
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