【江戸川ボート・ＧⅠ江戸川大賞】地元・寺本重宣が躍動「江戸川のＧⅠで１着発進はうれしい」

寺本重宣

ボートレース江戸川のＧⅠ「江戸川大賞 開設６９周年記念」が１４日、開幕した。

初日１２Ｒのドリームレーサー賞を快勝した片岡雅裕だが「出足と回り足はぼちぼちくらいの感じ。伸びはもう少し欲しい」と話したように機力は中堅～中堅上位級だ。

予選スタート組も含め連勝発進した選手は不在。混戦ムードが漂うなか、目立ったのが地元の寺本重宣（４４＝東京）だ。６Ｒ、２コースから切れ味鋭いターンで差し快勝。「重さはあるけど、ターンで暴れないし、直線の伸びもいい。舟も返ってきたし、スリット付近も最近にない感じだった。江戸川のＧⅠで１着発進はうれしいですね。集中して、頑張りたい」とデビュー初Ｖを決めた好相性水面での奮起を誓った。

同じく地元の小林泰はエース２３号機で２着２本とし「重たいなりに進む感じがある。エンジンさまさまです」と好感触。今節は地元の伏兵から目が離せない。