【多摩川ボート・ルーキーＳ】前田滉が優出 66号機に太鼓判「手前のブレーキも利いている」

整備力アップの手応えを語った前田滉

ボートレース多摩川の「ルーキーシリーズ第１戦スカパー！第２５回ＪＬＣカップ」は１４日、準優勝戦が行われた。

前田滉（２４＝愛知）は１０Ｒ、２コース差して勝利し、優出一番乗りを決めた。「出足がいい。グリップ感があって、手前のブレーキも利いている」と、６６号機の動きに太鼓判を押す。

昨年１２月、浜名湖のルーキーＳで優勝、その２節前には桐生のルーキーＳでも優出（５着）。「調整力が上がってきて、それがいいリズムにつながっている。浜名湖の優勝ももちろんそうだし、桐生のエンジンも最初ヤバかったけど、普通まで持っていけて優出できた。達成感があった」と整備力に手応えを感じ取る。

今節は３日目１１Ｒに不良航法で減点１０。それでも予選４位で通過した。「最近はレースで冷静になれていたのに、あの時だけ力が入り過ぎて不良航法をした。優勝戦はリラックスしていく。イメージは差し一本」と、次こそ冷静なハンドルで優勝を狙う。