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横浜流星「べらぼう」がNHK新記録達成 真田広之「SHOGUN」との〝すみ分け〟奏功

東スポWEB / 2025年1月15日 5時8分

「べらぼう」主演の横浜流星

俳優の横浜流星(28)が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の初回(5日放送)が同局の配信サービスで、過去最多視聴数を記録したことが14日、明らかになった。同作が大河の定番の戦国モノではなかったことがプラスに作用したといわれている。

「べらぼう」は18世紀半ばにポップカルチャーの礎を築き、お上に目を付けられてもおもしろさを追求し続けて「江戸のメディア王」となった蔦屋重三郎の生涯を描き、横浜が演じる。

初回は、NHKの同時・見逃し配信サービスのNHKプラスで配信された同局の全ドラマで、初回だけでなく全話において過去最多視聴数となる72・8万UB(ユニークブラウザ=1人の視聴者が複数回視聴しても1)を記録した。

初回からセクシー女優が出演して吉原の暗部を見せたかと思えば、第2話(12日放送)でも〝攻め〟の演出を見せた。蔦重から吉原のガイドブック「吉原再見」に一筆を頼まれた平賀源内(安田顕)は「俺、男一筋なのよ」と吉原に興味をそそられないと告白するシーンもあった。

芸能関係者は「初回の平均世帯視聴率が12・6%で大河の歴代初回最低記録を更新し、第2話も12・0%と下落基調に入ろうとしていますが、ネットでは源内の『男色』を正面から描いていると評価されています」とうなずく。

昨年の「光る君へ」に続き、大河では定番の戦国時代を題材にしなかった。これが功を奏したという。

前出関係者は、ディズニープラスのヒット作「SHOGUN 将軍」を「壮大なスケールで合戦シーンや軍勢などを描いた」と指摘。これを引き合いに「世界的にヒットして話題になったタイミングで大河が同じような戦国モノであれば〝比べものにならない〟などと揶揄されていたかもしれないです」と続けた。

「SHOGUN」は最新VFXを駆使し、1万人の侍による壮大な合戦シーンを作り上げた。かたや「べらぼう」は〝非戦国モノ〟だ。

過去の大河では松本潤が主演した「どうする家康」(2023年)で、合戦で馬に乗るシーンの作り込みがSNSで疑問視された。

テレビ視聴率は苦戦しているが、配信サービスで好評を博している「べらぼう」の今後の数字が注目される。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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