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【ラグビー】国立で開催されなかった大学選手権決勝 協会へ批判の声「高校サッカーに負けていたらダメ」

東スポWEB / 2025年1月16日 6時4分

秩父宮ラグビー場

ラグビーの全国大学選手権決勝が13日に行われたが、会場は例年の国立競技場から変更となり、秩父宮ラグビー場で開催された。同日に全国高校サッカー選手権決勝が国立で開催されたことも要因の一つ。この事実を受け、ラグビー界からは日本協会へ批判の声が上がっている。

ラグビーの大学選手権決勝では帝京大が、早大を33―15で下して4連覇を達成した。4連覇は2009年度からの9連覇に続いて2度目。13回目の優勝は明治大と並んで、16回の早大に続く2位タイとなる偉業だ。昨年11月3日の関東対抗戦で対戦したときには17―48で完敗した相手へのリベンジにも成功した。

今回の頂上決戦は、例年行われる国立ではなく秩父宮開催に変更となった。これまでは高校サッカー選手権決勝と別日に開催してともに国立を使用してきたが、今年度は同日開催となって高校サッカーが国立開催という形で決着した。

決勝が秩父宮で行われたのは、改築で国立が使えなかった第55回大会以来6大会ぶり。最終決戦に進んだ両校に大舞台を用意できなかったことで、日本ラグビー協会へ批判の矛先が向けられている。

対抗戦グループに属する大学のラグビー部OBは「大学選手権決勝は国立でやらないとダメだと思う。高校サッカーに負けていたらダメですよ。協会はもっと頑張らないといけないし、反省をしてもらいたい」と声を張り上げる。ネット上ではラグビーファンから「国立でやってほしかった」などの声が上がっただけに、協会には最高の舞台を用意すべきとの主張だ。

一方で、同OBは「やはり集客面も関係しているのではないか。仮に大学ラグビーの黄金カードと言っていい早明戦だったとしたら、もっと大きな問題になっていたかもしれない」とも指摘する。今回の高校サッカー決勝は、国立に歴代最多となる5万8347人が訪れた。しかし収容人数の違いこそあれ、秩父宮の観衆は1万9035人。帝京大と明治大が対戦した昨年度の大学選手権決勝は、国立開催にもかかわらず1万8374人にとどまっていた。

現状では、ラグビーが集客面でサッカーに太刀打ちできないということなのか。かつては大学ラグビーの黄金期もあっただけに、高校サッカーを別会場に追いやるような人気復活の策が求められそうだ。

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